このところ、北欧が流行っていませんか。

世界最大の家具屋さんの「イケア」がスウェーデンから船橋に上陸した事が象徴的かもしれませんが、名古屋にもデンマークの「イルムス」などが続々と出店しています。

セントレアからも、「北欧デザインな旅」というJTB主催のツアーが組まれるようになりました。

陶磁器に目を転じても、アラビアを始め、マリメッコ、グスタフスベリなどの存在感が増しています。

美濃焼でも、取組みが行われているユニバーサルデザイン(年齢、身体的特徴に関わらず、安心して使いやすいデザイン)の源流は、デンマークだそうですね。

こういった国々は、消費税がスウェーデンやデンマークで25%と世界最高ですし、国民負担率はスウェーデンで71%です(給料の71%を税金や社会保障費に使う:日本は37.7%)。

しかし、ダボス会議の2007年版世界競争力ランキングによると、フィンランド2位、スウェーデン3位、デンマーク4位で、アメリカの6位や日本の7位より競争力があるとのこと(ちなみに1位はスイス)。

税金をドーンと取って、大学まで教育費が無料だとか、医療や年金も日本やアメリカとは異なった制度を作っているわけです。

大きな政府になれば、非効率で活力が無くなるという議論は、全く当てはまりません。一方、小さな政府でも役に立たなければ、ただの無駄です。

要は、政府は、「小さいか大きいか」という議論ではなく、「役に立つのか、頼りになるか」という視点で論ずるべきでしょう。

ですから、国づくりを考えるときに、外国を参考にするのは良いでしょうが、国情や文化・風土が違うところに当てはめようとすることは、無理な事です。ですから、単純にアメリカ型の考え方を、日本に取り入れようとする最近の政策にも無理が出ているのでしょう。

国民は、無理な事を知っていると思います。日本の未来は、明るいですか、暗いですか。

かといって、スウェーデンのように、税金をドカーンと取られる事もいやですよね。日本では、うまくいく気がしませんし。

日本は、日本流で行きましょう!







献血。多治見駅前で行われております。

頑張って呼びかけをされている係りの方とお話しておりますと、今日の目標に4割も足りないとのこと。例年、冬場は苦戦するのだそうです。

献血にも季節性があるのですね。

好調の夏場には、特に、高校生(16歳以上可)の献血が期待できるのだそうです。

興味があって、どんな子達なのかと聞いてみますと、「ぱっと見ですけど、良さそうな子と悪そうな子に大きく分かれています。」とのこと。

見た目の悪そうな子たちが、誘い合って献血に来てくれるのだそうです。

最近、子供のいじめや自殺に無力感を持ったり、うんざりする毎日でしたが、日本も捨てたものじゃないですか。

みんなが優等生にならないと、というように型をはめていくと息苦しくなります。いじめたら出席させないというような考え方も、その場の効果はあるのでしょうが、冷たい韓非子ですよね。

若気の至りとか、大らかにとか、大人がしっかりと高見に立ってやることが必要なのではないでしょうか。

献血だって、「お互い様」の精神で成り立っているわけでして、血液の売買をお金でやり取りするという市場主義とは、別次元の話です。市場主義者から見れば、血液が不足していれば、値段を上げることで解決できるし、その方が効率的に血液が集まると主張するのでしょうが。

やはり、日本において、アメリカ型の競争と効率を徹底する弱肉強食の考え方は無理があると思うのです。いくら大企業が儲け、東京が繁栄しても日本は暗いじゃないですか。

日本は、「相身互い。」、「困ったときはお互い様」という助け合いや、「餅は餅屋」というように、それぞれの持ち味を大事にする共生型の社会作りの方が相応しいと思うのです。

皆さん、政権を変えてみませんか。

平沼赳夫氏との出会いは、この9月、箱根の会合でのことです。

誇り高き無所属として、おっしゃった言葉は、

1 65歳という年齢と政治家としての役割を考えると、憲法改正こそが日本にとって必要であり、これをやりたい。

2 そのためには、政界再編を行い、憲法改正派を結集した党をつくりたい。自民党も民主党もタカ派とハト派が入り組んで、ねじれ減少が起きている。日本にとって良い状態とはいえない。

3 一方、地元の県会議員全員が、平沼がんばれと支持をしてくれているが、全員が自民党。彼らのことを無碍にはできない。

4 自民党については、安倍さんとは思想信条が近いし、愛着もある。しかし、頭を下げてまで復党することはない。

5 郵政民営化反対は、自分の信念。経済産業大臣の時、目を通した資料には、郵政民営化に明らかに米国の影響があった。国益にかなうものではない。

6 私は、誇り高き無所属。筋を通す。筋を通すべきところでは、自民党にも拘らない。


「自ら省みて縮(なお)くんば、千万人といえどもわれ往かん。」という孟子は立派です。

一方で、私自身も「政治家は当選してなんぼのもの。」とか「犬の遠吠え」とか言われている現実があります。

理想と現実。

しかし、「それでもなお」と意気込んでいるのが、この私です。政治家から志や信念を取ったら一体何が残るのでしょうか。目の前にある苦難に怖気づく者が、日本の苦難に立ち向かえるのでしょうか。

結局、最後は、「男らしくありたい。」、という気持ちだけなのかもしれません。

平沼議員とのお別れの際に、ちょっとミーハー的な握手をしてしまった私なのですが。
サダハル、と聞けば、思わず王監督を連想してしまう、そんな世代に属してはおりますが・・・。

今回は、サダハル・アオキ。卑近に言えば、話題のケーキ屋さんです。

昨年の春、パリから逆上陸された方で、先週新幹線の待ち時間を利用して、丸の内のパティスリーをお邪魔してきました。

甘党ではなく、単にミーハーというだけですが、これまでも、ピエール・エルメ、ジャン=ポール・エヴァン、ピエール・マルコリーニ、イデミ・スギノら有名どころが出店した際には、ムズムズしていたものです。

というのも、今や食文化の最前線で、女性たちを中心に圧倒的な支持を集めている一種の作家のような方たちですが、その対象が実際に、お茶碗を買う人々と大きく重なりがあるのでは、という気がしてならないからです。彼らは、単なる流行にとどまらず、私たちの生活様式に刺激を与え続ける力を有しているのですが、陶磁器関係者にもそういうことが待ち望まれているのではないでしょうか。

身近なところでは、何かのヒントでもと、土岐市で窯焼きをやっている実家に伝えて儲けて貰わなければ、という思いもありました。何せ窯焼きの息子ですから。

こういうことについては、ミーハー話しかできませんが、窯焼きの跡継ぎの面々で、子連れママの聖地、自由が丘や主婦憧れの二子玉川などに勉強(遊びをかねて)に行く面々が出てきました。これも、おしゃべりの成果かもしれません。

東京かぶれになれ、というわけではありません。むしろ、世間をリードしていくような、刺激を与えていくような、そんな茶碗屋さんが出てきて欲しいのです。

私もそんな政治家になりたいです。



「渡部恒三きたる!」の打ち合わせに、東京に行っておりました。

せっかくの機会ですから、自民党の衆議院議員とお話してきました。サークル(早大雄弁会)の先輩です。実は、雄弁会の絆の方が、民主党、自民党の違いよりはるかに強いといった実情があるのです。

さて、政権交代、選挙の話。先輩いわく、

1 日本の現状はあまりよくないが、「しかたがない。」と考える国民の方が多いのではないか。飢えているわけでもないし。新しい政権をつくろうなどと考える勢いは今の国民には無いと思う。国民は無難な方を選択する。

2 将来についても、一部の成功者に日本全体を引っ張ってもらうほかないと思う。外国との競争を考えると、国民全体の底上げを考える政策は、難しい。格差は広がっても、「アメリカンドリーム」のような成功者は出てくるから、若者はそれにあこがれるし、年配者は、無難な選択をする。だから、自民党が勝つ。

3 競ったとしても、民主党には、理念や理屈しか出せないが、政権政党は、理屈だけでなく、利益の提供を行っている。利害関係が最後にはものを言う。

4 偉そうなことを言っても、自民党単独では選挙に勝てる状況にはない。ただ、勝ち続けられるように、常に組合せを作っていくから、負けない。巨人のようにチームが弱体化しまっては困るが。


国家100年の大計、などと考える私は青いのでしょうか。

最近、子供の「いじめ」や「自殺」についてのメールを頂きましたが、夢や希望が持てない社会では、万事後ろ向きの発想に陥ってしまいます。最近多発する問題は、将来を悲観したり、会社経営に苦しむ大人たちの苦悩が、子供たちにまで広がってきたということなのではないでしょうか。子は親の鏡です。自殺者年間3万人。国民一人当たりに換算すると、日本はロシアに次ぐ世界第2位の自殺大国となっています(ベストテンの他は、ハンガリーなど旧東側の諸国で、旧西側先進国では、日本だけ。)。

では、どうしたらよいか。難しい問題ですが、迷ったときには、原点に戻ってみたらいかがでしょうか。

明治維新。五箇条のご誓文には、

一、 官武一途庶民に至るまで各その志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す

とあります。時代的にタカピーな表現振りですが、要は、夢と希望のある国作りが必要だということです。「しかたがない。」などと国民の諦めを前提とした政治は失格だということです。

もう一つ、

一、 旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし

とあります。要は、古臭い政治を改め、国民のための政治を行え、ということです。

今こそ、徳川幕府を倒した根性ある日本人の子孫の力を結集させる時なのではありませんか。
御園座、中日劇場、名鉄ホール。

特に、おばさんたちに人気の文化・娯楽の名古屋の殿堂です。

先日、関係者の方からお話を伺ったのですが、「不景気。」だとのこと。絶好調の名古屋経済をバックにしてのことですから、意外でした。

理由は、

1 核家族増大の影響
チケット購入の必勝パターンは、お嫁さんがお姑さんにチケットを買ってあげるというもの。お姑さんは、喜んで観劇や歌謡ショウにでかけ、お嫁さんがはねを伸ばすというのも。このパターンが崩れてしまったとのこと。

2 格差の拡大
お客さんが二分化されており、何回もみえるリピーターとそうでない方がはっきりと分かれてきたとのこと。一番多い範疇は、一回も来ない(来られない)という方々。しかし、一回は行ってみたいという人は実に多いとのこと。
これは、年金制度が揺らいでいることや介護保険料や医療費の増大などの影響が直撃しているため。ずばり、生活必需ではないから、真っ先に削られる項目だということです。

この結果、客単価が、お弁当とかいろいろな組み合わせで、1人1万数千円というビジネスモデルを維持する事が限界に近づきつつあり、サービスを落とせば、お得意様のリピーターに影響し、落とさなければ、客数に影響するというジレンマに落ちつつあるとの由。

高齢化社会を向かえ、娯楽という面から高齢者ニーズが高まると思いきや、先立つものが減ってくれば・・・という現実です。

一方、この冬の安倍総理の目玉は、企業減税。新規で5000億円規模との報道です。特に、薄型テレビやIT関係の設備への投資を楽にする減税です(東濃地方にはほとんど関係なさそうです。)。強いものを応援し、より強くさせることで景気を刺激しようというやり方です。

ただし、日本のGDPの6割弱は消費。来年1月には所得税が、6月には住民税が上がる中で、財布の紐は緩むとは思えません。この影響は、結局は、企業を直撃します。

一部の強い人を応援する政治。多くの庶民を応援する政治。皆さんは、どちらが正しいと思いますか。

これから、東京に出張しますので、次回ブログは24日です。
乞うご期待!






 
  

「中古の窯を買いたい。」

東京の支援者からの紹介で、環境資材メーカーから依頼を受けました。アスベストの代替品(摩擦材)を動物の骨を焼いて作るという特許を持っている会社(これから製造が始まる新製品)なのですが、温度調整が大雑把で良いので、安価な中古の窯が欲しいという趣旨です。

早速、土岐市の廃業された窯焼さんをご紹介しました。政治とは関係ないのですが、少しでも、この地域にキャッシュをという思いです。

といいますのも、このところ、「茶碗が一年で最も売れるはずの10、11月なのに売れない。年を越えたらどうなってしまうのか。」と、めでたきはずの新年を憂える茶碗関係者が多いからです。荷が動かないので、この辺の運送会社も不景気だとか。心配です。

こういう中、先程の会社の社長さんから、「濁ったため池など、水質改善用の製品を開発した。陶土に浄化材をまぜ、瓦状に焼き固めたもの。すでに、電力会社から注文も頂いているが、量産化で困っている。開発に携わった大学教授が山口出身だったため、萩焼のメーカーにお願いしたが、量産化が苦手。むしろ、こちらのメーカーさんに頼むほうが良い感じがする。」、とのことでした。

パクッという感じで、「美濃は全国最大の陶磁器生産地。量産化は得意です。」とアピールいたしました。

吉報を皆様にお届けしたいと存じます。
昨日のブログに関連して、実際に政策はどう作られていくのか、という質問を頂きました。

一般に日本人の体質として、「何か新しいことをやらなければ。」という問題意識はあるのですが、実際に行動に移そうとすると「反対。」、もしくは「もっと検討すべきとの先送り論。」が必ず出てきます。

ですから、政策を作りやすいのは、「黒船」、「外圧」か、「落とし穴」の3つです。

「黒船」とは、外国がこんな政策でうまくやっているから、日本もやらないと大変な事になる。だから新しい政策をつくるのだ、というもの。

「外圧」とは、グローバルスタンダードだとか言いながら、主にアメリカに言われてやるもの。大体、アメリカから要求されて3年後ぐらいに実現しています。

「落とし穴」というのは、具体的被害に遭うか、想定されることに対してのもの。竜巻対策にドップラーレーダーを全国整備するとか、北朝鮮の核ミサイル対策とかです。

特に、「外圧」と「落とし穴」は国民の目につきやすいし、利害の大小(新しいことを行うと既存の利害関係に影響します)が明確なので、政治主導の政策となります。総理大臣や各大臣がよく発言していますよね。

一方で、政策のプロを任ずる官僚(実際は、政治家が国家100年の大計というものを持っていて、部下である官僚を指揮すべきですが、現実は・・・。)の志として、「今現在では、国民はその政策の必要性を理解していないが、その政策が実施された後には、国民から「こんな政策が必要だったんだ。」と言われるようなものを作りたい。」という欲求を持っています。

実際に、国民に行政ニーズのアンケートを行えば、必ず上位に「道路整備」があがりますが、実際に道路を作れば、無駄な公共事業との批判を浴びる今日です。誰の頭にも道路整備は浮かぶわけですが、それをそのまま政策にしてしまえば、お粗末の一言です。

ですから、官僚が政策を立案する時には、「独善」に陥る事がなく、また利害関係の調整どころを予め見つけるために、審議会や研究会(大学教授や企業代表者などの専門家など)を設置し、少なくとも1年ぐらいの検討を経て、政策案を作っていくわけです。

ここで、近年問題になってきたことは、この手法が限界に来ているということです。

例えば、審議会の委員などは、ほとんどが東京の方ですし、企業代表者も大企業ばかりで、中小企業者の声が反映されることは皆無に近いということです。主婦の声は、お年寄りの声は、いじめに悩む子供やその親、先生たちの声は届いているのでしょうか。

多治見から中津川までの中央線沿線にお住まいの皆さんの声は、真面目に暮らす国民の声は、政府に届いているのでしょうか。

やはり、国民の声を代弁する代議士の役割が重要なのです。官僚任せの政治ではいけないわけです。これは、官僚を批判すれば良いのではありません。まず、立派な国会議員が現れて始めて機能していくのです。政府のトップは総理大臣、各省庁のトップは大臣で何れも政治家です。官僚は、その政治家の部下なのです。

皆さん、馬鹿な国会議員を見つけることは、簡単です。それは、官僚批判をしている政治家です。民主党であろうが他所であろうが関係ありません。自分の会社の業績が悪いのは、社員が駄目だからと言っている社長のようなものです。そんな情けない社長が会社を潰していくのです。

私は、立派な政治家を目指します!




やらせ。

教育基本法についての政府主催のタウンミーティングでの話です。また、一部発言者には、謝礼金が払われていたとのこと。

昨夜のニュースでは、国会で文部科学省の局長が、「広報室長がやったこと」と答弁した事から、レポーターに室長さんが追い掛け回されておりました。

私も総務省の室長でしたので、本件について、真相は全く知りませんが、霞ヶ関における仕事の常識、慣習から、背景を探ってみたいと思います(ただの推理と憶測ですが)。

室長が単独で「やらせ」を行ったということはありえませんね。特に、大臣や官房長官(当時は安倍総理)が出席されるタウンミーティングですから、内容については、詳細に至るまで上司である局長や官房長の了解が必要となります。大臣に対しても、内容については想定問答集で、スケジュールや会の進め方などの段取りについても、直接の説明が複数人で行われますので、大臣が「僕は知らないよ。」と言われても、ヘーという感じにしかとれません。大臣がOKを出した後でも秘書官を通じて、確認、確認が続き、失敗が無いように準備するわけなのですから。大臣が失敗して恥をかけば、部下にその責任が及ぶ事がしばしばあるわけですから、官僚の準備は入念なものになって行きます(それでも覚えの悪い大臣がいることは、皆さんがテレビでご覧になるところです)。

また、内閣府主催の会で、文部科学省が発言内容に関与していたわけですから、「やらせ」を指示した方は、相当のハイランクな方でしょう。

といいますのも、役人は、リスクを犯す事が嫌いです。まして、「やらせ」という後ろめたい事を自らやろうとはしないものです。もし上司に相談しようとすれば、「ただの馬鹿扱い」されるのがおちです(俺まで巻き込むなよ・・・)。それが、内閣府という別組織の主催の会に、文部科学省までがリスクを犯したわけですから、その上からの指示と考えるのが普通です。

また、内閣府も「やらせ」というリスクを文部科学省という別組織にまで広げるわけですから、これも役人の本性から逸脱した行動です。なぜなら、別の省庁まで話が行くと、自分の組織でリスクをコントロールすることができなくなるからです。

ずばり、この「やらせ」は政治主導だということですね。

ですから、教育基本法については、強行採決するしかないわけです。民主党などが求めている「やらせ」の真相究明を先にすれば、大変なことが起きてしまうからです。犯人探しはご法度なのですよ(後に、官僚の誰かが責任をかぶることでシャンシャンシャン)。

私の推理、いかがでしたか。
そして、こういう教育基本法で、良い子が育つと思いますか。
多治見市の団地の奥さんの話。ご主人は、名古屋勤務の方。

「近所の奥さんとの話でも、ご主人が名古屋にお勤めの方とは、旅行の話だとか、あそこのレストランがおいしいというような話ができる。」

「ところが、ご主人がご近所にお勤めの奥さんとは、給料が上がらず大変なのよ、という話をする。相手によって、話す内容を変えなくてはいけないので、結構な気苦労。」とのこと。

世帯の平均所得を見ても、愛知県への依存度が高い多治見の場合、県下21市中第4位。名古屋への通勤が、どんと減る土岐市が18位で瑞浪市は19位。

しかし、ベッドタウンとして生きることも、多摩(東京)や千里(大阪)のニュータウンが高齢化と人口減で崩壊しつつある現状を見れば、無理があります。

すでにホワイトタウンや旭ヶ丘団地なども高齢化と空家が、街の象徴になりかけておりますが、名古屋通勤者を狙っている多治見駅周辺のマンション群も30年後にはホワイトタウンと化すことが心配されています。

目先の人口流入も、長期的に見れば、高齢化と人口減の波が、多治見の中心地に向かって押し寄せているだけなのです。

というのも、多治見市は、子供が学校を出れば他所に就職を求め、孫が近くにいない高齢者も退職後には出て行く町となりました。終の棲家としての機能を失いつつあります。

大きくなって結婚し、子供が生まれ、その子が結婚し、孫に囲まれながら一生を終える。こんな当たり前な人生のサイクルが動かなくなってきたのです。働く場所のない地域は、滅びるということなのです。

ずばり、この地域における政治の優先順位の筆頭は、雇用の創出です。



恵那市にあるタイヤ屋さん。

「商売の70%は、インターネット。全国にタイヤを売っている。この辺は不景気なので、外への売り上げをもっと高めていきたい。」

「恵那が、北海道か九州だったらこの商売は通用しなかっただろう。宅配を使っているので、宅配料金でこの辺りは有利。日本の中心地だから、全国を相手にできる。恵那市は正直言って、田舎で不景気。これがネットだと関係ない。」

「販売の主力は中古タイヤ。商売は売り上げではなく利益が大事。新品のタイヤは競争相手が多く、利幅も限られている。中古の方が利幅が高い。」

「世の中キョロキョロ、辺りを見回していればチャンスがある。私は、いつもキョロキョロしている。」、ということでした。

私も、このキョロキョロ精神で、チャンスに挑みます。





昨日のブログに書いた核廃棄物保管施設(瑞浪市)について質問を頂きました。

一般に原子力の利用については、論点は以下の通りです。

利点 
1 日本の発電量の20%以上を賄っている点。
2 二酸化炭素排出量が少ないという点では、地球環境にやさしい。

欠点
1 最終的な処理サイクルが確立されていない(ゴミをどう扱うか。)
2 万が一の事故が起きた場合、被害甚大。

現実のコンセンサスとしては、原子力に代わるエネルギーが見当たらない以上(これ以上石油に頼る事はまずいし、太陽光、風力、バイオマスなどは今の100倍ぐらいになることが必要。)、核廃棄物の処理などの課題についても、走りながら考える他ない、といったところではないでしょうか。

瑞浪の施設については、地盤・岩盤という条件がどんなに良くても、周りに人がたくさん住んでいるということだけで、施設の建設には向いていません。研究や検討はできるのでしょうけれど。

というのも、世の中100%ということがない以上、米国でも人里から900キロ離れた場所での建設を計画しているわけですし、それでも是非について意見が分かれているところです。

しかし、悔しいごとがあるのです。

先日、「切らずに治すがん施設」の研究が京都で始まるということを紹介しました。21機関が結集して、政府からの研究費を受けてのプロジェクトです。この予算の受け皿となっているのが、日本原子力研究開発機構という独立行政法人です。

皆さん、瑞浪で、核廃棄物の保管について研究しているのも、同じ日本原子力研究開発機構なのです。

京都では、がんを治す夢の機械を研究し、瑞浪ではゴミ捨て場の研究をする、あああという溜め息です。

一言で言うと、力関係なのでしょう。

みなさん、この地域の力をつけませんか。ゴミ捨て場から脱却するのです。

政治の力を!



昨日の米国中間選挙で、早々と当選を決めたニューメキシコ州知事のビル・リチャードソン知事(民主党)。日本の新聞にも大統領候補と紹介されております。

知事とお会いしたのは、総務省の国際担当をしていた3年前のことで、麻生総務大臣(当時)との会談に来られたときのことです。

知事は、クリントン大統領時代には、エネルギー長官でした。

用件は、2つ。

1 2008年の大統領選を目指しており(2004年選挙では、ブッシュ大統領が勝つことを想定)、すでに政策作りのチームを立ち上げている。日本のこれからのリーダーと日米の今後に関する政策を予め調整して作りたい。一緒に作らないか。

2 大統領選挙に出るにあたって、ニューメキシコ州における新産業創出という実績を打ち出したい。州にあるロスアラモス研究所(原爆を作る等世界有数の研究所:エネルギー省所管)の研究成果を提供するので、エネルギーと情報セキュリティの2分野で日本と協力したい。

この内、1については、海のものとも山のものともわからない、という感じでボツ(大統領になる前から日本と政策の下準備をするという意味では画期的な提案ですが、大統領になるかどうかは不明だから、しかたないですか?)。2については、トヨタ、ホンダ、東京電力などがロスアラモス訪問という形からスタートしました。

私としては、飲み会の場に大臣のお供をしましたので、おしゃべりの中で次を聞きました。

1 核廃棄物を地下に保存する施設(瑞浪市で検討されているものを想定)をどう思うか。

米国では、ネバタ州のヨッカマウンテン(人里から900キロ離れている場所)に建設を計画していたが自分がエネルギー長官の時に中止した。1万6千年後にロサンゼルス近郊の地下水に浸み込んだものが出てくることがわかり、ロサンゼルス近辺が全滅する恐れがあるから(ブッシュ大統領は計画を再開)。

2 なぜ、大統領になりたいのか。

米国をブッシュ大統領の一国単独主義から国際協調路線へと転換する必要があるから。自分の父は典型的なワスプ(白)の銀行家で、母はメキシコ人(赤)。共和党のパウエル国務長官(黒)を副大統領に迎えることも考えている。国際協調という政策転換の必要性については、国民が自分たちの顔を見るだけで、簡単にわかるでしょう(白、赤、黒は、知事が言った言葉です)。

3 日本では、ヒラリー議員が大統領の有力候補として有名だが。

ヒラリーは無理。民主党の最左翼だから。大統領として、政権を動かす場合、共和党からも一定の支持が必要。この点、民主党中道右派の自分は支持が集まりやすい。 

大統領としてやるべき事があるから、それを目指す。実に単純で率直な発想でした。

この知事との出会いが、官僚をやめ、国会議員選挙に打って出たきっかけの一つです。

病気にも「勝ち組」と「負け組」があることをご存知ですか。
病気にも格差の影が・・・、忍び寄っているようです。

先日、名古屋大学の医学部の先生からお話がありました。「最近、難病治療の研究予算が大幅に削られている。医者も患者さんと共に戦いたい。」、「商業ベースにのらない難病について、国が病気の対策を講じる、という法律が昭和40年代に作られている。この法律は生きているのに、予算が来ないのでシニタイになってきた。」とのこと。

はっきり言って、予算不足と選挙対策の結果です。

要は、多くの患者さんがいる「がん」、「心臓病」、「脳疾患」の対策に政府が大々的に乗り出せば、国民から喝采が起きるわけです。50%を念頭においているのです。その影で、患者さんの少ない難病対策費を削っているということなのです。

皆さん、今や病気になる時も、市場が大きな多数派の病気にかからないと不利が生ずる世の中になってきたわけです。これを、運、不運ですましてしまうか、ということですね。

難病対策の法律をつくった昭和40年代の日本人の方が、すばらしかったのではありませんか。市場の大小やお金より、命を大切にしていたわけですから。

しかし、予算が不足しているからといって、道路のように特定財源化されているものは、聖域となっています。つまり、難病にかかった患者さんに道路の方が大事だよ、といっているようなものなのです。

国会議員は、一部の病人ではなく、全ての病人の代表であるはずです。

私は、「聖域」と戦います。


昨夜のニュースで、バリアフリーの話題を取り上げていました。

バリアフリーで大いに学ばなければ成らないのは、アメリカです。

4年前まで2年間、ワシントン郊外のベセスダという町の地下鉄の駅に近いマンションに住んでおりました。

このマンションから、ワシントンの会社までのおよそ30分の通勤をイメージしてください。もちろん、車いす(電動)でです。

まず、マンション。入り口はスイッチを押すと開く自動ドアですが、車いすの高さにもスイッチがあります。段差のない道路で地下鉄の駅まで行くとエレベーター(どの駅も決まった位置にあるので、ありかの検討がつきやすい)があり、自動改札も広く、切符の投入口も車いすの高さに合わせた位置にもあります。

ホームまで、さらにエレベーター(ホームの端:どの駅も同じ位置)で降り、電車とホームの間も離れておらず、ホームと電車の入り口の高さも合わせて作られています(太多線のホームと比較してください)。

電車から降りて、会社まで行く際も同じ事です。

ですから、車いすで、一人で通勤する姿は珍しくありません。

誰かを助けるというよりも、一人一人の能力を最大限に発揮させる、そんなトータルなインフラ作りがなされております。

バリアフリーとは、お年寄りや障害者のためだけのものでなく、ベビーカーを使うママさんにも、階段で担ぐ事になるパパにとっても、転びやすい子供にとっても重要なものです。

土岐市駅と違って、バリアフリーでない多治見駅の評判はいかがですか。ママさんたちに聞くと、多治見駅の階段で困っている際に、助けてくれるのは外国の方だとか(日本人はごく少数とのこと)。ちなみに電車の中で席を譲ってくれるのも、外国の方の割合が、はるかに高いとの由。

心をバリアフリーにしていかないと、整備されるであろうバリアフリーのインフラにも魂が入りません。

ちなみに大阪のキッズプラザには、バリアコーナーがあって、子供たちが車いすに乗って、改札を抜け、電車に乗降するといった体験コーナーが作られています。子供に期待するということでしょうか。

皆さん、この地域をバリアフリーの先進地域にしてみませんか。土木関係者の皆さん、減り続けるハコモノ・道路事業に拘るよりも、先進の街づくりに着目されたらいかがでしょうか。バリアフリー特区とでも呼んで、モデルエリアに位置づけたらいかがでしょう。競争相手の出てこないうちに。公共事業も量から質への転換を先んずれば、結局は量にも恵まれることになると思うのですが。






この3連休は好天続きとなり、絶好の結婚式日和でした。

さて、瑞浪市陶町のお父さん。4人の息子、娘は全員20代。適齢期です。

「陶に家を建てる。」といった長男の結婚の際にも「この町に拘る事はない。良いところへ行け。」と送り出したとのこと。就職で既に他所で働く子供を含め全員が陶から出て行く由。

月1のペースでの同級会で酒を酌み交わす時に必ず出てくる言葉は、「このままではゴーストタウンになってしまう。が、子供の将来には代えられない」との声。

窯焼き全盛期には、人口6000人、昼間人口10000人だったところが、今や人口4400人。

直面する町の課題は、倒産して年月が経った工場が崩れ始めており、危険だが、お金の出し手が無く、どうしようもない有様だとのこと。

運命を分かっていながら、避けられないギリシャ悲劇のような状況です。

しかし、皆さん、諦める必要などありません。要は、良い仕事場があればよいのです。無ければ、持ってくれば良いのです。他所だって、外国だって成功事例は沢山あります。

陶は陶、駄知は駄知といった昔の村単位の発想ではなく、自動車時代の今日、近くにドカーンと大きな雇用を持ってくれば、それぞれの町自慢の中で暮らしていけばよいのではないでしょうか。

皆さん、一緒にやってみませんか。


追伸:政教分離についての考え方を問われたコメントを頂きました。

政経分離とは、時の政府が、特定の宗教を助長したり、侵害したりする事を禁止する憲法の大原則です。

実際は、それを判断するためには、政府の具体的な行為から判断する必要があります。

厚生労働省の知り合いの話を紹介しましょう(2年ほど前の話)。「各種の福祉政策が国民全体の所得分布によってではなく、特定宗教の所得分布(国民平均より低い)を対象にして作られているとしか思えない。政策対象となる所得基準が低いので、一般国民が政策対象から外れてしまっている。省内でも問題視する声が大きいが、大臣の手前、どうしようもできない。」

この種の話は表面化はしておりませんね。ですから問題視もされておりません。しかし、実際はギリギリの所まで来ているのではないでしょうか。

政権交代、これこそが、既得権益層や特定グループから国民全体の利益を守る人類の知恵であり、唯一の方法なのです。

私は、自分の目で見、耳で聞き、体験した事から皆さんにお訴えいたします。






24時間小児科構想に対する土岐市の年配の男性からの声です。

「小児科も結構だが、県病院や土岐総合から医者がいなくなってきているのではないか。多治見の市民病院は医者がそろっていない事は知っているが、土岐総合も5階が空になってしまった。」

「近所の病院の先生は、大きな病院で継続できそうなところは、県病院、土岐総合、中津川市民病院の3つだけだろう、と言っている。」、とのこと。

知り合いの名古屋大学の先生に聞いたところ、「地域トップの多治見の県病院も危ないところに来ている。県も予算を減らす構えだし、医者も名大が引き上げにかかっている。」とのことでした。

理由は、県病院に対する医者の評判が悪い、ということです。つまり、それぞれの先生は、心臓、消化器とそれぞれ専門を持ち、その専門を極め良いお医者さんになることを考えているが、多治見での実際は、宿直当直など、何でも屋か便利屋のように扱われ、医者のニーズに応えていないから、とのことでした。

今や、名古屋大学を卒業したお医者さんが目指す場所は東京の病院だそうです。条件(給料、勤務時間、先輩医師による教育体制の完備)が良いからとのこと。

ではどうするか。名大の先生のアドバイスは、
1 医学的な能力だけでなく、経営能力のある院長を確保する(患者だけでなく、医師の知的好奇心を満足させる体制整備)。一般的に、市民病院などの院長は、大学の教授選に敗れた助教授が配置されることが多く、経営能力を問われていない(大学側の都合)。
2 予算確保など、病院任せにするのではなく、政治家がきちんとバックアップする必要がある。
3 とにかく、医者というものは自分の腕を磨いて、役に立ちたいという思いがあるから、これに応えてやればよい。

今後、多治見でも、県病院の建替えが行われますし、市民病院の新築移転問題が市長選でも問われることとなるでしょう。

しかし、話はハコモノをどこにどう作るか、といったレベルに終止しています。

流れを変えないと大変な事になります。私は、頑張るのみです。


「皆さん、株を買ってみたらどうですか。」

これは、昨日の瑞浪市の労働組合の会合での役員挨拶の一言です。中日のリーグ優勝の翌年には、株が上がるとのジンクスを引きながら、日本シリーズに負けた悔しさを全面に出したお話でした。

ここで、「資本家と労働者」というフレーズが、よぎった私の頭の古さをちょっと反省したところです。

労働者が株を買えば、個人投資家。分けて考えることはナンセンスです。

そんなことよりも、時代はどんどん変わっています。

いざなぎ景気を超える戦後最長の好景気とかバブル期以来の法人所得とかいっても、いま一つピーンと来るものがないのは、私の財布だけでしょうか。

今日の成長の主因は、輸出とそれを背景とする設備投資であって、主力の消費には火がついていません。給料が上がっていないからです。

なぜか。それは、大企業の外資比率の増加が背景にあります。

いまや、キヤノンやソニーなど大手企業の株の外資比率は50%を越えたものが多くなってきました。可児市にある家電量販のヤマダ電機も56%が外資保有です。ですから、儲けの過半が外国に流れる仕組みになりました(逆に外国への投資は帰ってきます)。

外国の声が強くなる中で起きたことは、配当金の増大(10年で3倍)と役員給与の上昇です(10年で役員と従業員の給与格差が2倍:資本金10億円以上の場合)。一方で、サラリーマンの給料は、好景気の中で下がり気味です(労働分配率は30年平均の60%から55%に減少)。

ですから、大企業の正規職員という「勝ち組」の中の「勝ち組」でさえ、役員にならないと良い思いができないという時代になりました。

それにも増して、経団連という日本で最もピカピカの企業グループでさえ、小泉総理が実施した会社法の改正により、来年5月からスタートする三角合併(外資による企業買収が容易になる)の運用のハードルをあげようと必死の状況となっています。

「改革。」 これは誰のためのものだったのでしょうか。

日本人、それとも外国人?

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