本年最後のブログとなります。

さて、今日は早朝から大慌て。

下の子(1歳)が39度の熱を出し、多治見市民病院で、現在、先生に診ていただいている最中です。

上の子(5歳)に病気がうつらないように、一緒に事務所に来て、私がブログを書き、彼は、アニメの「おじゃる丸」をテレビで見ているところです。診察が終わったら、妻と弟を迎えに行きます。

やはり、いざという時の備えの必要性を改めて考えさせられました。身に沁みました。今日は、多治見市民病院は、平常どおりの診察を行ってみえます。安心です。

やはり、安心と安全の確保は、市場に任せるのではなく、政治が果たすべき最優先の役割です。

初詣も代表的なところは、商売繁盛(市場:経済)と家内安全(治安、防犯等:政治)です。

この両面の充実とバランスを守っていく事が重要です。しかし、最近は、目先の利益確保に走ることが多くなり、公が崩れようとしています。金持ちだけが、都会だけが、良いとこの子供だけが・・・、日本をこんな国にするわけにはいきません。

だからこそ、私は政治にチャレンジをしているのです。

弱肉強食のアメリカ型の社会ではなく、相身互い、お互い様という日本型の共生社会の建設に向け、一層気合を入れてまいります。幸せに暮らす、良い日本をつくるためです。

本年は皆さん、大変お世話になりました。

新年も、阿知波のチャレンジにご期待ください。


辞任不可避、というような報道が始まりましたので、佐田大臣との思い出を急遽紹介します。

一つ目は、大臣が郵政政務次官当時ですから、6年ほど前のこと。インターネット商取引の国際フォーラムが、米国マイアミで開催された時の事です。

このフォーラムは、当時のIT界の横綱でタイムワーナーを買収したAOLのスティーブ・ケース会長が開催を世界に呼びかけたもので、ヒューレット・パッカードのフィオリーナ社長(世界最強の女性と何かの雑誌で紹介された直後)などのビッグネームが並んだ会合でした。

佐田大臣が、日本代表でしたので、当方の役目は、バッチリと活躍していただくことでした。

つつがなく出番が終わり、パーティーまでの間、マイアミを散策した際のことです。

繁華街でしたが、佐田大臣から「日本では知られていないが、アメリカで話題になっているものはないか。」と突然聞かれました。とっさに答えた話題は目の前にあった2つで、一つはバナナリパブリック(昨年名古屋に出店)で、GAPの高給版だということ。

もう一つは、スターバックス。
こちらについて、「何が特徴か。」と聞かれましたので、「アメリカのコーヒーは、アメリカンというぐらいですから、シャビシャビですが、こちらは、ヨーロッパ式に濃いのです。」と答えたところ、目をぱちくりという感じになりました。要は、「シャビシャビ」という方言が通じなかったという次第。

2つ目は、総務副大臣当時の3年前のこと。中国の江沢民国家主席の長男で中国科学院の江綿項副院長(事務次官に相当)が、非公式に来日され、日中間の携帯電話ビジネスの提携を進めようという機運が盛り上がった時の事です。ネットコム(中国のNTTに相当。北半分で事業を運営)の社長とか上海のケーブルテレビ社長(顧客数300万世帯)がお供でみえてました。

私の役目は、日本側との会談をセットすること。

江氏が、仙台の魯迅記念碑や日本電気、富士通などを視察に、東北地方に行かれた際に、仙台のホテルで行われた沖電気の篠塚社長主催の宴席に入れてもらい、その場で、下打ち合わせを行いました。

その際、興味深かったのは、トイレから帰ってくる際に、すれ違った見知らぬ日本人から、「阿知波さん。お疲れ様。」と言われた事です。思わず、警察の公安担当(お忍び来日を把握していたということ)だなあと感じました。要は、「警備していますよ。皆さんの事も知ってますよ。」という合図だなあ、という感じです。なにやら、東海テレビで放送している「24」のようですが。

さて、セットしたのは、上野の鴎外荘(森鴎外の旧宅で現在旅館)。あまり目立たないほうがよいという判断があり、東北新幹線の上野駅の近くで行う事になりました。

官僚の他には、NTTドコモの立川社長(現宇宙航空研究開発機構理事長)とKDDIの小野寺社長。しかし、国からのトップとして、政治家を連れて行くことが、相手の条件でありましたので、ここでお願いしたのが、佐田大臣というわけです。

非公式来日ということ、億ではなく兆という単位のビジネスの話が出るということ、官と業の癒着が世間の問題となっていることなどから、気が乗らない風情でしたが、「国益のため。日本のため。」という説得一本で引き受けていただきました。

当時は、公務員倫理法が話題の中心であったという背景もあり、飲食に予算を使うことが厳しく制限されておりました。それで、夕方でしたが、700円のケーキセットだけで、鴎外荘に頼み込み、開催にこぎつけました。

ところが、冒頭、お茶と饅頭が出てきましたので、コーヒーとケーキのはずだがなあと思っていたところ、会の途中で、ケーキセットが出てきました。

後から、社長さんに伺ったところ、今日のような会合に使っていただいて光栄(警察が警備体制をしいており、その打ち合わせが有ったとの由)だが、ケーキセットだけでは、あまりに貧弱だと思い、饅頭をサービスで出したとのことでした。おかげ様でおなかは一杯になりました。

話の中身自体は、紹介できないタイミングですので、単なるバカ話となってしまいましたが、これが佐田大臣との思い出です。

さて、佐田大臣。今回は、架空事務所を使っての7800万円にも上る裏金づくりということです。

早期の決断を期待します。





多治見、土岐、瑞浪、可児、御嵩を合併させる30万都市構想。土岐市の方を中心に囁かれている市町村合併のアイデアです。

3市1町の合併がボツになったことを受け、次の手順が考えられています。

① 先ず土岐市と瑞浪市が合併し、10万の市をつくり、インター命名など、何かとしこりのある多治見市と対等合併の準備をする。
② 次に、多治見市との合併であるが、感情的なものを考え、「かすがい」というか、扇の要という位置に、可児市(最近では、自動車関連産業進出で賑わう御嵩を含めるようになる)を位置づけ、30万都市を作る。
③ 人口30万を越えると「中核市」となることができる。中核市はで県が持っている権限の一定部分を委譲されることになり、強力な街づくりができる。県も中核市を重要視せざるを得ず、西高東低と言われるほど、県から冷たい仕打ちを受けている東濃地方に予算が来るようになる。

ざっと、こんな感じです。ポイントは、

① お金を中心に考えた案で、いわゆる「県から予算を獲る。」という発想を延長した考えです。
② 言いだしっぺが、財政状況の最も悪い土岐市(実質公債費負担比率(市の公債費への支出の割合)21.0%と岐阜県21市中最悪で、いわゆる県庁管理(18.0%以上の場合)の状況)であること。悪く言うと、他人の懐に期待するというアイデアです。

批判的に言いますと、

① どんな街にするのか、そのためには何をする必要があるか、という目的、ビジョン、求心力が無く、単なる数合わせ。
② 30万人以上の人口がある市でも、中核市になっていないところが多々あって(一宮市など:例えば、権限や仕事が県庁から委譲されてもそれをこなす財政・人的基盤が不足しているなど)、絵に描いた餅の危険性。
③ 土岐市と同じく市の将来展望に行き詰った感のある瑞浪市との合併まではうまく行くかもしれません(経済産業省が昨年12月に2030年の合併シミュレーションを発表しましたが、生産額で約7%、人口が約20%減少すると予想:土岐と瑞浪の単純合併では、将来は暗い見通し)が、その後の多治見市、可児市との合併実現の可能性。

それではどうすればいいのか。

明日に続く・・・(長くなりましたので)。


本日は、忙しい窯業の話。

明智にある大手2社では、お正月休み返上の出勤が計画されているほど繁忙状況となっています。

一社目は、電力会社用の碍子製造メーカー。

「注文が殺到し、てんてこ舞いの状況。とにかく人手が足りない。ハローワークでは、人が集まらず、人材派遣会社に無理を言って出してもらっているところ。現在は口コミで人を集めているがなかなか集まらない。昨年は200人を切った従業員も現在は220名を超し、さらに20数名の募集に必死の状況。」と、うれしい悲鳴を連発。

二社目は、鉄鋼会社用の耐熱レンガ製造メーカー。

「作れば作っただけ売れる状況。ただし、この好調の波に乗り切れていない。最近まで、長年の不況が続き、怖くて人の募集ができない状況。いざなぎ景気を超えるといっても、そんな実感もないから。」と、慎重な姿勢。

対応は違う2社ですが、「ありがたい年の瀬。」を迎えております。

しかし、心配なのは、地域の事に話題を振ると、何れも「恵南は、暗い。元気がない。」という返事。

理由は、「不況が長すぎたため、明智では、働く拠点が2社となり、選択肢がなくなってしまった。山岡、岩村には大手もなく雇用の受け皿が無い。だから、最近採用された若手ほど、縮こまっていて元気が無く、地域にも元気が感じられない。」との共通の認識。

深刻です・・・。

皆の心に元気の炎を灯すには、私自身が、火の玉にならないと。
改めて決意に燃えた一日でした。


多治見、土岐、瑞浪で、とかく期待のかかる自動車関連企業の誘致。

この将来性について、中津川の富士通テンの方にお話を聞きました。

富士通テンは、レクサスのコンソールモニターとか、カーナビ、トヨタ車エンジンの電子燃料噴射装置とかを製造している会社です。

曰く、「2003年と比べ、わずか3年の間に、中津川だけで、売り上げが340億円から740億円に増加。従業員も400人から900人に増えた。トヨタ様々。」とのことでした。

将来性については、「一部車種に搭載され始めたセンサーによる事故防止機器などが、一般装備されることを考えると7、8年は大丈夫でしょう。」とのこと。

ただし、「今後は、トヨタの海外生産拡大に合わせ、チェコ、ロシア、南アと、どこにでもについていく。国内への投資については、今がピークということかもしれない。これから、国内への投資を期待しても、後の祭りにならなければ良いが。」との話でした。

すでに、三菱UFJ銀行系の調査会社は、東海3県の経済成長は、昨年度がピークで、減速過程に入っていること。むしろ、自動車産業への依存がネックになるかもとのレポートを発表しています。

満月に心を寄せる事は、危険かもしれませんね。




辞任した本間政府税調会長が愛人と住んでいた公務員宿舎。ここに関する質問を頂戴しましたので、お答えします。

ここが、ワイドショーでかなり取り上げられたらしく、そこに以前住んでいたという事をブログで書いたことからの質問です。

テレビでは、月50万円はくだらない豪華マンションクラスで、サンルームもついている、という感じで紹介されたようです。

率直に言って、公務員宿舎ですから、鉄筋の県営住宅や公団住宅のような感じです。

公務員宿舎のサイズでは、A、B、C、D、Eと5クラスあり、Aは、独身用のワンルームから、大体Cで64平米以下、D79平米以下、E89平米以下ということです。そこは、世帯宿舎でしたので、CDE規格のみでした。

本間会長は、最高のEクラス、本省の局長クラスの部屋にお住いでした。

私は、Cの部屋に家族3人(下の子は、多治見に来て生まれました)で住んでおりました。6畳2間に4畳半1間です。全国平均の住居サイズが78平米ですから、狭かった・・・ですね。

サンルームとは、外に洗濯物を乾せない地域でしたので、物干し竿をかけるフックが天井に固定されている物干し部屋で、大体のお宅では、部屋が狭いことから、上の空間で洗濯物を干し、下は物置に使うという感じでした。

さんさんと輝く太陽を浴びながら・・・どころか、窓の向こうには、30階建てぐらいのマンションが建設中で、日が差し込んでこなくなってきたという状況でした。

実際のところ、国家公務員は、人事発令の1週間前に内示があって、人事異動の発令は赴任地で受けますので、全国どこにでも直ぐに家族を連れて行くか、単身で行くかを決めて引っ越すわけです。

私は、在職17年間に、米国(外国への異動については、2ヶ月以上ま前に通告されます)への引越し2回、富山県への引越し1回を含め、計10回の引越しをしました。

公務員宿舎の廃止・売却という議論は、人事制度や仕事のやり方などの見直しと合わせて進めませんとナンセンスです。大衆迎合は、本当は怖い事なのです。

渡部恒三議員は、おっしゃりました。「最近、国会議員で心間違いをしているものがいる。いかに自分が貧しいか贅沢な暮らしをしていないかを必死にアピールしているやつだ。国会議員の仕事とは、自分を貧乏にみせることではなく、国民の皆さんをいかにしたら豊かにできるか、このために汗をかくことだ。情けない国会議員にはなるな。」というものでした。

それにしても、公務員宿舎に愛人を囲うとは、情けないの一言です。


ちなみに、宿舎の名前は、「東郷台住宅」。東郷平八郎元帥をお祭りした東郷神社の近所です。

東郷神社は、実は、日本と中東諸国を結ぶ太いパイプ役を果たしております。というのも、東郷元帥は、ロシアのバルチック艦隊を撃滅し、日露戦争の勝利に導いた英雄です。有色人種が白人に勝った、ロシアに勝ったということで、中東諸国の大使が赴任したり離任する際には、東郷神社にお参りされる方が多いわけです。アナン国連事務総長も日本にみえる際には、東郷神社を参拝されています。

ですから、湾岸戦争時に多くの日本人がイラクに拘束された際には、外務省が東郷神社に中東人脈への仲介を依頼するということもあったわけです。

日本には、先人達の遺産が営々と残っております。

がんばろうではありませんか。


減税。

来年度の減税額は、4420億円で、その内4140億円が減価償却制度の見直しなど企業向けであることが、報道されております。

ありがちな議論としては、年明けの1月には所得税が、6月には住民税が、約1兆円(1世帯あたり、2から4万円の増税というところが多い)上がりますので、企業優遇との話です。

では、減税や増税はどのように決まっていくのでしょうか。

税金は、江戸時代でも、4公6民とか5公5民とか、重税には一揆が起きたように、極めて政治的な話です。

大枠は、現政権与党の自民党の中にある税調、特に、インナーと呼ばれる4、5人(津島会長、町村小委員長ら官僚出身の政治家が大半)が大きな決定権を、特に小泉政権以前は持っていて(小泉総理の権限が強く、自民党から官邸に税金に関する権力が移り、官邸が、政府税調(会長は、通常大学教授)を活用するようになっています。最近の本間政府税調会長の公務員宿舎に愛人を囲っていたという問題も、それ自身の問題だけでなく、政府税調から自民党税調に権限を取り戻そうとする政治家の意図がありありと出ているわけです。)、ここが財務省(国税)、総務省(地方税)が作る案をたたき台にして12月10日ごろ大綱(与党原案)を決定し、直ぐに、閣議決定で政府案となり、年明けの通常国会に法案として審議されていくということがあらましです。

私も、官僚時代、IT企業向けの減税作りを4年間担当していたことがありました。テレビ局向けの地上デジタル放送減税とか、NTT向けなどの光ファイバー減税とかです。

実際は、8月の下旬から、官僚通しで折衝を重ね、原案を作っておくのですが、「政治決定」という形にするために、政治家の発言があって、初めて減税措置が認められるという「芝居」を打つわけです。12月上旬の小委員会、場所は自民党本部の7階。大きな部屋のあるところです。

その部屋の前には、ありとあらゆる業界団体が、チラシをくばりながら、「先生、○○減税をお願いします!」と大声でアピールするわけです。議員も、「頑張るぞ!」と気合を入れ、握手をしながら入場するという芝居です。

ただし、残念な事に、陶磁器関係者の姿を一度も見たことは、ありませんでした。実際、「茶碗減税」とか「どんぶり減税」とかありませんよね。

事前に官僚通しが手を握った案件であっても、政治家の発言がないと減税ができない仕組ですので、発言者の議員に発言原稿や順番、おおよその発言時間など、事前に官僚から何度も何度も繰り返し確認の作業をするわけです。

しかし、官僚は、政治家を信用していません。万が一、忘れたり、寝ていたりすることもあるわけでして、その場合のために、通常、自民党の部会長(各省庁に対応)にフォローをお願いしておくわけです。ここまでは、議員も承知しています。それでもなお、官僚は政治家を信用していませんので、官庁出身の国会議員に、部会長も発言を忘れた場合の発言を内密にお願いしておくわけです。補欠の補欠というか、防衛ラインを3重にしておくということです。

ところが、ハッカー対策の減税を作った時でしたが、当番の議員も、部会長も、官僚出身の議員も誰からも発言がありませんでした。

当時の税調小委員長は、津島現税調会長、津島派の津島議員です。

シナリオでは、発言があるはずなので、ぽかんとした顔で、「あれ、発言がありませんが。」といった直後に、事務局の自治省(現総務省)の
課長が、「ありました。」ととっさの嘘をついたのです。

津島委員長は、「ありましたか。はいそれでは・・・。」と発言し、新しい減税が作られていったのです。

その場には、100人以上の国会議員がいました。発言が無かった事は、誰もが知っているわけですが、異論もなく、議事は進んでいったのです。

私(当時、課長補佐)は、税調終了後に、恩人の自治省の課長から、「もっときちんと政治家を教育しておけ。」と怒られましたが、笑顔で「ありがとうございました。」と答え、万事結果オーライとなったわけです。

さあ、みなさん、こんないい加減な事で、よろしいのでしょうか。

皆さんの税金です。




本間政府税調会長が、愛人を公務員宿舎で囲っていた、という話が話題となっています。

その神宮前1丁目宿舎に、実は、私も退官する前まで、住んでおりました。もしかするとその愛人の方とも、ご挨拶していたのかもしれません。

住んでいるのは公務員ばかりと思っておりましたが・・・。3軒となりは、現在衆議院議員の小野さん(自民党:警察庁)で、当時は小泉総理の秘書官でした(いわゆる刺客)。

ところで、最近「宿舎」に関する話題が多く、その論調は、「市価より安い。不公平。」というものだと思います。

ですから、本日は、別の論点を紹介します。

1 いざという時の備え。
神戸の震災の直後に、注目を浴びた論点です。いわゆる災害復旧等にあたる公務員が直ぐに役所に出勤できるように、「徒歩」圏内に公務員宿舎を置く必要があるというもの。元々、東京の宿舎も、概ね徒歩1時間圏内に建てられているようです。いわゆる東京の中心地です。

今のところ、「不公平。売却して財政再建を優先。」との主張が圧倒的に強く、徒歩圏内から公務員宿舎が売却されております。

100%起きることが宿命の大地震の際の、公務員の動員体制が未整備のまま実行に移されておりますので、憂うところです。紙の上の計画は作られていますが、実行する人がいなければ、ただの紙切れとなります。

こういう情勢の中、例えば、東京丸の内の不動産会社は、テナント企業用に食料、水、医薬品などの緊急物資の備蓄・配給体制を構築しています。大地震が起きた際に、公の救援隊が到着するまえの自衛措置ですが、要は立派なビルに入った一流企業の社員でないと、助けてもらえないという状況です。一般の人は、恵んでもらうということでしょうか。

2 官僚のポチ化=兵糧攻め
公務員宿舎から出て行け(又は、近々言われるだろう)と言われる官僚が多くなり、自宅の購入現象が起きています。35年の4000万円ローンというところでしょうか。銀行は、国家公務員であれば、競って融資をしようとする状況です。

35年ローン。例えば30歳で結婚して、家を買う。払い終わるのは65歳の時。官僚は通常、早い人で40代後半から、肩たたきが始まりますので、役所にしがみつき、天下りをして、という発想がどんどんと強くなっております。
本来の志は、「世のため、人のため。」。これを行うためには、総論賛成、各論反対の世の中で、時代の要請に合わせ、「必要な事は、断固必要。」という「改革」の精神、根性が必要となります。このためには、世論に迎合しがちな政治家にも、例え上司である大臣に対しても、「NO」と言わなければならない場合が多く出てくるわけです。ところが、35年ローンがちらつき、足元を縛ってくるのです。将来禍根を残す、と思ったとしても、「YES」と言ってしまうのが人情ではないでしょうか。
これも日本が堕落していく一つの現象なのでしょう。目先の利益を追求し、世の中に迎合していくという結果です。

私が、官僚をやめ、政治家を目指した理由の一つもここにあります。
日本のため、必要な事は断固やる、そういう体制作りが必要なのです。

ある勢力が駄目という烙印を押しても、評価する別の勢力があることで、恣意的な決定はできにくくなります。政治的な緊張感がある中では、闇に葬り去るということもできにくいでしょう。二大政党制の利点の一つです。

各人が、それぞれの志を遂げられるような国造りをしませんと、その国は衰退してしまうではありませんか。

まして、税金から給料を頂き、「反論のできない」官僚を叩くことで、国民の不満の目をそらす、そんな下品な政治で、本当に「美しい国」はできるのでしょうか。

むしろ、目先の利益の追求ではなく、世のため、人のためという「公」の精神を喚起させる事こそが、今の日本にとって必要なのではないでしょうか。

安倍総理、いざ勝負!


松坂が6年で61億円、井川が5年で24億円。

そんな数字が踊っている昨今、米国の証券会社、ゴールドマンサックスのある社員への、この冬のボーナスが、115億円とのこと。

こんな折、大学の後輩たちと話す機会がありましたので、彼らの職業観について聞いてみました。世の中の流れに最も敏感な世代だからです。

人気の一位は、弁護士。以下、マスコミ、外資系金融機関と続きました。高給とか社会的な地位という理由だけではなく、自分自身の能力を試す、そういう直接的な機会に恵まれた職業に就きたい、という事のようです。

外資系金融機関志望者が、引き合いに出したのが、野球の選手。曰く、「受け継ぐ財産も無い一人の自分が、自分の力だけで、世界をまたにかけた活躍をしてみたい。もちろん、給料もイチローや松井よりも多く稼いでいる人たちは、ざらにいるようですし。」

就職の場は、東京。東京意外は考えられないというか、無いとのこと。帰って来いという親もいない様子でした。

一方、陶磁器の総売上額(食器、タイル)が昨年で576億円の我が故郷。

よほどの気合が必要です。


本日は、秋葉様の祭礼です。

ただ今、多治見市精華町の町内会の班長を務めていることもあり、今朝8時から、神棚の掃除、しめ縄の飾りつけを行ってきました。

秋葉様は、津島様と並んで、外に祭られていますので、新しい雑巾も次々に真っ黒となりました。

そして、先程、神官さんにご祈祷いただいたところです。

夕方には、火を焚き、子供にはお菓子を、大人は一杯を、という具合に運んでいきます。

年の暮れですね。

秋葉様というと火の神様。どこの窯焼でも祭られています。

これは、私が大学時代ですから、20年ちょっと前のこと。

家のトンネル窯のバーナーのノズルになぜか煤が溜まり、うまく窯が焼けない事がありました。部品を変えても駄目、バーナー(米国ノースアメリカン社製)を新品に取り替えても駄目。結局20日あまり、窯がうまく焼けない事がありました。

こうなると、神様にお尋ねする他ありません。その結果、かつて、窯に祭られていたお札が焼けてしまっている。もう一度、秋葉神社にお参りしてお札様を頂いてきなさい、とのご宣託でした。

静岡県の秋葉神社に家族でお参りし、お札様をお祭りした結果、アメリカ製のバーナーがうまく動き始めたのです。

あら不思議。

感謝の気持ちを大切に、当たり前のことこそきちんとやろう。貴重な雑巾がけの朝でした。



本社が愛知県にあり、多治見市に進出してきた会社の社長さんのお話を聞きました。

「残念ながら、こちらの方々とは、中々溶け込んだお付き合いができない。失礼ながら、岐阜の方の発想は、過去からの延長線でしか物事を見ようとされていない感じがする。もっと自分たちが持つ優位性を見つめ、生かしたらどうだろうか。」

「例えば、最先端の精密機械の分野では、塩害対策に莫大な費用を使っているが、これからのものについては、海から20キロは離れた場所でないとまずい、といった話を聞く。また、新幹線の走る愛知県では、やはり電磁波の影響から、最先端の電子産業の立地には向いていないところが多いとも聞く。」

「愛知県に比べ、多治見市の場合、寒いということから機械への影響が出ないように対策を施す必要があるが、これはコントロールできること。むしろチャンスが広がっているように思うのだが・・・。」

「灯台下暗し」、ではないですが、私自身、海の無い岐阜県で海の影響のことなど、考えた事もありませんでした。新幹線の影響も・・・。

皆さん、どうやら私達の故郷は、チャンスに恵まれた場所のようです。

チャンスを生かしましょう!

昨日のブログで紹介した地域振興策についての質問を頂きました。改めて基本的な考え方を記します。

何事につけ、物事を進める際には、「人、物、金」の3つが必要です。

まず、お金。
現在のひもつき補助金18兆9千億円を全廃し、300小選挙区毎に分配する計画です。自由裁量のニューマネーが年600億円分配される計算です。中央線沿線自治体予算の5割ほどの規模となります。

ひもつき補助金の欠点については、各種政策のセットメニューを東京の官僚が作りますので、例えば、朝食に例えると、納豆が付いてくる可能性が大となります。全国民の半数が納豆を食べないのですが。それに、ご飯と味噌汁だけでいいやという自治体に対しても、フルコースのモーニングセットでないと補助金をつけないぞ、という仕組みですので、無駄が大きくなっていくわけです。

自分の食べる朝ごはんは自分で決める、これが自治の第一歩でしょう。

次に、物。
この場合、物とは、制度とか権限ということです。自治体に国の権限を委譲するわけですから、法律改正が必要です。

最後に、人。
財源と権限が自治体に移りますので、責任重大です。うまくやるための体制作りとして、現在財源と権限を持っている官僚を自治体で働けるようにすることが早道です。出向という形の腰掛ではありません。国家公務員と地方公務員制度の統合です。

もう一つの視点です。最近の日本人が余り考慮に入れていない項目として、「リスク分散」があります。

欧米では盛んですが、例えば、ミュンヘン再保険会社(損害保険会社がかける保険を引き受ける会社)が出している都市の災害危険度ランキングでいうと、圧倒的な一位が東京で、以下、サンフランシスコ、ロサンゼルス、大阪と続きます。

つまり、地震などの災害が起きやすい地域にどれぐらいの富や経済基盤が存在しているかということです。

東京一極集中や大都市部での経済成長が続いている日本は、毎年リスクが高まっている、これを外国は、冷静に分析しているという現状です。

多治見の、土岐の、瑞浪の、恵那の、そして中津川の発展は、日本国全体のリスクを下げるという効果を持っているのです。

目先の利益のみを追求するソロバン勘定だけでは、国家の責任ある運営はできません。

安倍総理、いかがお考えですか。

昨日も「渡部恒三きたる!」でお世話になった皆さんに、お礼の挨拶に回っておりました。

この中で、西寺・多治見市長の感想。

「わかりやすい話で、良かった。ただ、地方をどうするかという基本政策について述べられていなかったが、どうなっているのか。」という質問を頂きました。

基本的な考え方は、以下の通りです。

ひも付き補助金総額が、今年だけで、18兆9千億円ありますが、これを全廃し、例えば小選挙区単位に、約600億円の政策資金を分配するというもの。

地方分権とか、名ばかりでなく、権限と財源を渡し、各自治体毎に運営をするというものです。ですから、資金を産業振興に使うか、教育なのか医療なのか、自治体ごとの判断で、自由に政策が変わっていくことになります。

要は、東濃は東濃で、自分のことは自分で物事を決め、実行に移し、責任を取るというシステムへの変更です。

はっきり言って、東濃地方のことを知っている官僚は皆無ですし、政治家もきわめて少数です。そんな状況の中で、東京の人に自分たちの将来を任せる、お願いするという発想こそがナンセンスです。

これを機能させためには、異なる制度を持つ国家公務員と地方公務員を一体化させた新しい人材供給の体制づくりも必要となってくるでしょう。

端的に言えば、昔の藩をつくるということです。どんな田舎でも、地方独自の文化が栄え、藩校などでの教育から、優秀な人材が輩出されていきました。どんなクソ田舎であってもです。

このままでは、東京一極集中と地方の荒廃が進むだけのことです。

西寺市長いわく、「最近江戸時代の文化史を学んだが、江戸の社交界で、殿様が恥をかかないようにするために、自分の藩の学術・文化を振興させ、偉い儒教学者をかかえて頑張っていた。そういう地方ごとの競争意識が地域を繁栄させていったとのこと。そういうほうが良いかもしれない。」ということでした。

自分のことは自分で。地域のことは地域で。国のことは国で。

この当たり前の責任分担を行えるように、今日も頑張ります。

これから、東京に行って、渡部議員にお礼の挨拶をしてきます。

先の土曜日に、「渡部恒三きたる!」を行ったところ、270名の参加を頂きました(なぜか新聞には130名と出ています)。
雨の中にも関わらず、にこやかな内に終わる事ができました。ありがとうございました。

さて、気になった発言が一つ。第2部の経済懇談会での事です。

「最近、トヨタ系の企業進出があったが、はっきり言って給料が高い。迷惑とはいえないし、これからも進出が続くだろうが、困った事になっている。」というものです。地場産業からの声です。

会の中では、渡部議員からは、「地元の会津若松も漆器と観光の町であったが、中々難しい。どこの地方も同じ問題を抱えている」、と暖かく答えてみえました。

しかし、帰りの車の中でおっしゃった事は、「会津若松は、人口13万。ここに富士通を誘致した。この工場で6000人が働いている。これがなかったら会津はとっくにつぶれているだろう。今や半導体の町だ。」というものでした。

ただし、「今のままで地場産業が潰れてしまえば、地元から火が消えたようになる。君、がんばれよ!」との励ましもいただきました。

悪戦苦闘かもしれません。しかし、ここは我が故郷。本望です。


明日は、東京まで、御礼に行ってきます。
「何も好き好んで、多治見に住んでいるわけではない。」、
「土地が安かったから来ただけのこと。」、
「多治見は、岐阜県というだけで、愛知県と比べ、ブランドが落ちる。」、
「主人の仕事も名古屋だし、目は愛知県の方を向いている。多治見には関心が無い。あえて言えば、住民の考えが古いし閉鎖的。いや。」などなど、明快な話が続いていきます。

これは、愛知県から引っ越してきた、奥様方の話です。

せっかく引っ越してきた方も次々と名古屋のほうに引越しされるこの頃となりました。

多治見は、「終の棲家」ではなく、単なる「腰掛」としての魅力しかないのでしょうか。

13年前のこと。私は、富山県砺波市で郵便局長をしておりました。チューリップの里です。

考えの古さから言えば、砺波の方が多治見より、正直言って数段上の感じでした。砺波には、他所から引っ越してきた方のことを「旅の人」と呼ぶ風習があります。例えば、40年前に入り婿で来て、孫がいる人にも、「あの人は旅の人やから。」といった感じです。

ある時、懇意にしていた市議会議長さんから、相談を受けました。「局長さん、松下電器が出てくるという話がある。第1期工場だけで、一辺が600メートルの規模。沢山の雇用が生まれるし、外からの転入も増えるだろう。町発展のチャンス。何とか生かしたたい。」というものです。

私は、米国留学から帰って間もないこともあって、「アメリカでは、引越しがあると、元から住んでいたほうから、キャンディーかチョコレートを持って、ようこそ!と歓迎の挨拶に行きますよ。日本のように挨拶が無い、とかというのとは反対ですね。」と申し上げました。

即座に、「それで行く。」、「すぐに市長と相談する。」ということでした。

結果は、4期の工場進出となり、砺波の最大産業となっています。

日本でも、「袖擦りあうも何かの縁。」というではないですか。
がんばって行こうではありませんか。




「渡部恒三きたる!」が、いよいよ9日とせまって参りました。

街宣カーで、ご案内をしておりますが、「あれ、今日だったの!」との「あせり」の電話が来るようになっております。

また、「質問はしていいか」、「こういう質問はしていいか。」との問い合わせや、「やらせ」とか「さくら」とかは無いのかと話もありました。政府主催の「タウンミーティング」の影響なのでしょう。

「30分程、質問の時間を取っています。」、「存分にやってください。」とお話しますと、「十分時間はあるなあ。」という感じで、張り切った様子が電話からも伺えます。

当日は、せっかくの美濃焼の産地の、しかも陶器商の集まったところに渡部議員をお招きするわけですから、講演会の後にも、地場産業の現状や地域の経済動向などについて懇談を行う予定です。

日本と、この地域の発展の一助になればと意気込んでおります。

恵那市の可知市長のお話。地域格差です。

財政力指数(自治体の財政力を表す:大雑把に、収入÷支出)が、恵那市の0.46に対し、豊田市が1.78で、東海市が1.35と、苦労されている様子でした。自動車や鉄鋼などの産業に恵まれているからでしょう、とのことです。

ちなみに夕張市の0.22よりは良いと、笑いながらの話でした。

参考までに、この地域では、多治見0.77、土岐0.57、瑞浪0.68、中津川0.44で、お隣の春日井0.98や飯田0.60と比べると、ポコンと落ち込んでいる様子が伺えます。

以前、お話を聞いた際には、産業誘致に力を入れるとのことでしたので、状況を尋ねたところ、「2社。なかなか難しい。」とのことでした。

そして、今後の市政の中心は、道路整備だとのこと。市民からの要望が圧倒的に強いからということでした。

ここで考えた事は、市長の役割についてです。

1 市民の要望をできる限り忠実に市政に反映させる。
2 ビジョンを示し、市民をリードする。

白黒割り切れる類のものではありませんが、皆さんは、どちらのタイプが好きですか。




皆さんとお話しておりますと、「子供のいじめ」に関するものが多いのですが、それで終わらず、「大人のいじめ」の話になっていく場合が多いこの頃です。

職場の愚痴、とは違って陰湿な響きがあるのです。

土曜日の毎日新聞によると、職場相談の2割がいじめに関することで、2005年にその割合が2倍に跳ね上がったのだそうです。

2005年というと、格差の話が出てきた頃でしょうか。

ところが、「政治家が先頭を切ってやっているじゃないか。」、「子供も真似するよ。」との強烈な話を聞きました。

例の復党問題の話です。

確かに、出てくるキーワードは、復党組にも小泉チルドレンにも、踏み絵、土下座、使い捨て、などなど。厳しい世相です。

しかし、タイガーマスクは、子供たちのために頑張りました。

「強ければそれでいいんだ 力さえあればいいんだ ひねくれて星をにらんだ僕なのさ・・・。」、敗戦後の貧乏だった日本で、孤児という厳しい境遇を乗り越えた人の叫びです。

豊かな日本、私も頑張ります。
先日ある会合で、塚本土岐市長が皆さんにおっしゃっていた話です。

「土岐市の工業出荷額は1200億円で、20年前と同じ水準を保っている。この内、土岐市在来企業の出荷額は、700億円に減少したが、外から進出してきた17社が500億円を稼いでくれている状況。」とのことでした。

一方、日本全体の工業出荷額は、2003年度で276兆円。20年で3割弱の成長を遂げています。

ですから、土岐市を日本全体の中で位置づけると、大雑把に、20年で3割弱、力を落としてきたと言えるのでしょう。

それにしても、地場産業の低迷が、土岐市全体の不況に連鎖している様が伺えますが、平均すると1年で1社弱の進出企業によって、支えられていることも分かります。

市長さんの締めくくりは、「年末か年が明ける頃には、皆さんがあっと驚くようなところが来ます!」とのことでした。

楽しみですね!

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