昨日、小牧にある日本ガイシを訪問し、NAS電池の製造過程を見せていただきました。民主党の勉強会の一環で、川端元文部科学大臣や樽床元国対委員長を始めとする皆さんとご一緒しました。

電池というよりも、まさに産業用の電力貯蔵システムでして、一つのモジュール(箱)をブロックのように足し合わせて行けば、どんどんと大規模になって行くというものです(出力1kWあたり30万円)。

電力の使用量が少ない夜間の電気をためて、昼間に出せば、ピーク時の電力消費量をガクンと抑えられることができますから、揚水発電と同じような使い方も出来ます。それに太陽電池や風力発電が、自然環境しだいという気まぐれな性質をもっているところの補完もできてしまいます。

NASとはナトリウム(Na)と硫黄(S)で、それぞれの物質を電池内部で仕切っているのが、セラミック(ベータアルミナ)の筒なのです。蓄電と放電時に、ナトリウムイオンがセラミックの中を通って行ったりきたりするところが、この電池のミソなわけでして、これをつくることが可能なのは、世界で日本ガイシ1社だけだとか。

その筒を触らせてもらえば、素焼きを丈夫にしたようなもので、確かに焼き物でした。割れても欠けても、ひずんでも駄目というあたりは、まさに食器の焼き物と同じなわけでして、美濃焼の産地で生まれ育った者、特有の感慨を持ったわけです。焼き物の未来が、地場の未来につながるように頑張らなきゃと思った次第です。



22日の金曜日、科学技術・イノベーション推進特別委員会において、質問を行いました。総合科学技術会議といって、日本の科学技術政策に大きな影響力を持っている学者の皆さんを参考人として、国会がお招きしての質疑でした。

通常テレビでもご案内のように、国会の質問者は、あらかじめ誰なのか、また質問の時間も決まっているのですが、今回は、通常のやり方プラス、残りの時間は自由質疑の時間として、発言したい人が挙手をして、行うという新しい方法で行われました。

私は、東日本の震災について、「科学技術の限界」ということで、地震、津波、原発事故について「未曾有」とか「想定外」と結論付けた総合科学技術会議の見解について、質問したのです。

つまり、これまでの原発の地震対策等が、コストを始めとして、結局は、お話や欲得といった極めて人間的な問題を露呈したのであって、「科学技術の限界」ということで片づけてしまっては、また次の大災害への対応等、後世に禍根を残してしまうのではないかという想いから、質問したわけです。

これに対し、日本を代表される学者の皆さんがどのような回答をなされたかは、ホームページの冒頭のところで、見ていただけるようにしますので、ご覧いただければと存じます。

追伸 今、作業がうまくいっていないようでして、明25日の午後にはご覧いただけるようになりますので、よろしくお願いします。


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