環境と人間社会との調和、これも最優先の課題ですね。

幼少期の駄知という陶磁器の町で育った私の思い出としましては、川は釉薬のたれ流しで、ミルクがかった赤色であったり青色であったり。

小学生の春の写生大会でのこと。先生は怒りました。半数ぐらい生徒の絵の中の川の色が赤かったのです。「赤い川に、ピンクの桜」。残りの半数ぐらいは、川の水は、常識的な水色として描いたわけです。私も水色派でした。しかし、実際の川の色は、釉薬の赤色だったわけです(自分の子供には赤く描いてほしい気がしますが)。ありのままの光景を写生した子供が叱られる。今度は、親が先生を怒ったわけです。「赤い川を赤く描いて何が悪い。」。

こういう環境で育った私が、地球環境を語る。相応しいのか、そうでないのか。

実際、総務省での最後の仕事は、ITの活用による環境に調和した社会システム造りというテーマで、ちょうど2年前の3月28日(退官の前日)に麻生総務大臣(当時)が、閣僚懇談会で発表する原稿と資料を作成しました。

人は、「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」存在ですので、省エネの運動論を起こしても、直ぐに怠けてしまいがちです。ですから、ユビキタス技術(ITの新技術)使って、人が意識することなく、省エネを達成する効率性の高い社会造りのためのビジョンを作成したわけです。小泉総理に、その年のサミットで、日本案として提案していただけるよう、麻生大臣を通じての「画策」でした。

残念ながら建前はともかく、あまり前進が見られない2年でした。しかし、環境分野は、エネルギー資源に恵まれない日本が築き上げた世界に誇りうる分野であり、大きなビジネスチャンスが目の前に広がっています。

中国やインドの追い上げに心配するよりも、少子高齢化で日本の先行きを憂うよりも、日本が持つ環境技術、人材、ノウハウを世界中で展開することを優先すべきです。

政府も頑張る(世界各国に環境対策の枠組みについて、日本提案を採用してもらう)。これと歩調を合わせ、企業は売って売って売りまくる、ということです。

地球環境に貢献しながら、儲けて豊かな国を造る、良いことではありませんか。

日本には、世界に貢献するための力も可能性も十分に備わっています。京都議定書にも調印しないアメリカのご機嫌伺いをしている場合ではありません。今こそ、日本の底力を発揮して、未来を切り開き、世界に冠たる国造りを目指そうではありませんか。そのためにも、過去からのしがらみを、この辺で一度断つ、そして、新しい分野に力を込める、日本の前進のためには必要だと思うのです。

皆さん、いかがですか。

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