名古屋の方から、お問い合わせがありました。多治見に引っ越そうと思うがどうか、というものです。どうも不動産屋さんがお薦めしていない由。

新しい市長さんが選挙で選ばれたばかりですので、期待感が膨らむ此の頃ですが、現状は、次の通りでしょう。

人口は、11.7万人。どうやらピークを打った模様。大まかに人口の4割ぐらいが、名古屋などへの通勤世帯。

典型的な通勤族の姿としては、「子育てにはやはり一戸建てで」という具合に、受け入れ先として、ホワイトタウンや明和、旭ヶ丘、滝呂といった地区に新興住宅地が発達。

ところが、入居世代が、退職・高齢化して、名古屋のマンションなどへの流出が増加し、その地区での空家も増加中。

つまり、新興住宅地は、高台にあって(坂があって)、高齢者向きではないこと。また、買い物などにも車で出なくてはならず、これも年をとってくると億劫になってしまうということ。

もう一つのポイントが、子供たちが、進学・就職を期に、東京などの他所に出て行くことが多く、近所に孫がいない、といったことも高齢者の人口流出の要因ともなっています。

ですから、年をとったら、平坦で便利な名古屋のマンションで、といった具合でしょうか。

つまり、多治見という土地が、子育て世代という人生のある部分にのみ適した地域である、というような現象が起きているのです。

いわば、産み、育て、そして死ぬという人間のライフサイクルが、各世代を通じてうまく回っていない、ということです。

こういう中、「通勤の利便性」ということに特化した感があるのが、駅周辺のマンションでしょう。

つまり、かつてのホワイトタウンが駅前に移ってきたというところです。

ですから、この流れを変えるべく、新しい古川市長も、産業振興(地場産業である陶磁器産業への支援、新規産業の誘致)に力を入れているわけです。

市民にとっては、良質な雇用の場を生み出し、豊かな街づくりを目指すと共に、増加する税収を背景に教育や医療などの公共サービスを充実させていこうという思惑です。

何せ、地の利にも恵まれ、気候も温暖で、災害も少ないといった優位点があるわけです。

後は、それを市民がどう活かしていくか。これを新市長のリーダーシップのもと、一歩を踏み出そうとしている、これが多治見の最新の姿です。

住む場所は、やはり自分が周りと協力して作っていくものです。

大歓迎です。さあ、一緒に多治見を造ってみませんか。

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