東京に行って参りました。一つは、民主党のパーティーに出席するためです。出席者は、4500人。ホテルニューオータニの一番大きな宴会場から人が溢れ、大混雑の盛況でした。

これに合わせて、環境省に陳情に行ってきました。陶器商の社長と大学教授とご一緒しました。

目的は、リサイクル陶器の振興。リサイクルの茶碗をグリーン購入法(国は対象品目を買え、という法律:これによって再生紙などの新しい商品が誕生しています)の対象にして欲しいとのお願いです。

結論は、バツ。

理由は、以下の通りです。

陶磁器をリサイクルすることの効果や意義は理解しているが、市場が小さすぎ、他の物品に比べると優先順位が低い。国としては、他にやるべきことが沢山ある、とのこと。

要は、陶磁器産業の中でのリサイクル効果は認められるものの、国全体からみた効果は、極めて小さく政策対象にはならないということ。陶磁器(食器)産業の規模が、小さすぎる、ということです。

しかし、ここで引き下がったら、これもバツでしょう。ですから、次の示唆をもらってきました。

1 法律の対象には、ならなくても、市町村に対する環境ガイドライン(閣議決定が必要)に盛り込む事は可能。
2 ガイドラインに盛り込むための実績作りとして、様々な「コンテスト」があるので、「賞」を獲得して欲しい。
3 「コンテスト」の傾向としては、機能面よりもデザイン面がより評価されるようであるので、良いデザイナーと組むことが肝要。

さらに、担当の課長補佐が、国土交通省(建設省)からの出向者であったことから、建築資材における「強度強化」のニーズが政策的に高まっているとの情報を得て、莫大な公共事業に使われる建築資材への陶磁器産業の関与の方法などについて、アドバイスをもらってきました(高速道路のETCレーンに使われている塗料には、陶磁器のリサイクル粉末が入っています:耐久性の向上)。

陶器商の大将曰く、「焼き物産業に対する国の本音を聞くことができた。初めて聞く話だった。小さすぎて政策の対象にならないということには、少しショックもあったが、こうしたらいい、という将来の方向が少し見えた。他の人にもこういう機会を作ってあげて欲しい。」

国の関与とか政策とは、ほとんど無縁であった陶磁器産業。

つくづく議席があったら、もっともっと頑張れるのに・・・と思った次第です。

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