いよいよ明日が選挙となりました。改めて、この選挙で問われている意味を、前向きに考えてみましょう。

「年金」のゴタゴタ、大臣による失言の連続、自殺に辞任に領収書(政治とカネ)。この手の話を横におきたいと思います。

端的に、今後の日本の政治上の2大争点は、「憲法」と「財政」でしょう。これで、日本の進路が大きく決まっていきます。

「憲法」については、安倍総理が当初争点にしようとしましたが、「年金」や「格差」という生活上の問題の前に吹っ飛んでしまいました。これによって、「国民の生活が第一」という民主党がつくった土俵の上で、選挙戦が行われております。

これは、ずばり、「財政」の問題を「支出面」から見た議論であり、「収入面」については、6月の住民税アップの影響を織り込んでいたせいか、民主党は、まず、特殊法人や特別会計の原則廃止を謳う等、お金の使い方を改めることによって、財源を捻出すると主張し、消費税の増税はしない、との公約。一方、自民党は、消費税については、選挙後の今秋以降に決めるとの主張で、争点を収入面たる「税金」の議論ではなく、「お金の使い方」の部分での勝負となっています。

それでは、「お金の使い方」ですが、これは大きく異なっております。

民主党は、「年金」、「医療」、「介護」などの福祉面に、多額の財源を投入する政策を打ち出しています。つまり、「困ったときはお互い様」という「助け合い」の精神を具体化したものです。

セーフティネットという生活の最低線は国が守るという経済的な岩盤を作り上げるという政策です。

一方、自民党は、「経済成長」を重視し、法人税の減税を図りながら、競争を促進し効率を上げることにより、「生産性」のアップを図るというもので、「グローバリズム」という国際化の名の下に、アメリカ型の社会システムを日本に定着させていくという政策です。

これは、小泉総理が始め、安倍総理に引き継がれた政策です。批判的に「弱肉強食」と言われております。

確かに、経済成長は、戦後最長の6年目に突入。輸出力の高い大企業を中心に、それらが多く立地する都会での繁栄が実現してしています。

これを続けるか否か、日本の国、日本人には、どちらの社会システムがあっているのかという選択が、この参議院選挙で問われているのではないでしょうか。「助け合い型」か「弱肉強食型」かということです。

「護送船団」か「自己責任」かということかもしれません。

残念ながら、小泉総理以後の7年に渡る「自己責任型」の政策が行われる中で、「日本の国の美しさ」は、どんどんと消失していきました。日本の国は悪くなりました。

「勝ち組」と「負け組」、「リストラ」と「非正規雇用」。「いじめ」と「自殺」。「格差」と「将来不安」。

勝たなくてはならない、このためにはルールを捻じ曲げる。コムスン、ミートホープ、ライブドア、村上ファンド。

自分さえ良ければ、他人を蹴倒してでも・・・。こんな風潮の中で、「家族」や「地域」の崩壊が進んでいます。人に迷惑をかけないといった、日本人の美徳も、急速に失われています。

私は、日本には日本流こそが相応しいとの考えです。

「護送船団」は甘いと言われるかもしれませんが、「カメ」のように、ゆっくりとでも着実に進んでいけば良いのではないでしょうか。派手さは無くても「アリ」のように、皆がせっせと働くことで、日本は発展を遂げてきたのではないでしょうか。

身を修め、家族を守り、地域を発展させ、日本の将来に貢献していく。「困ったときは相身互い。」、「餅は餅屋」、こういう日本の伝統的な価値観を、日本社会に取り戻す。このために私は、断固戦い抜きます。






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