インフルエンザの予防注射。ここ多治見の小児科では、予約で一杯になってきており、我が子の予約をしようとしたママさんたちが、慌ててワクチンを持つ病院を探す、こんな風景が広がってきました。

私も5歳と1歳の息子を持つパパですが、「何もこんな時に」というタイミングで、子供に熱を出される、といった経験は、皆さんもお持ちだと思います。

思い出すのが、ワシントン駐在時代、「Night Time Pediatrics」という病院がありました。直訳すると夜間小児科ということですが、要は、夜間と休日だけに診察を行う小児科の病院です。クリスマスもOKです。これは、大きな心の支えでした。いざとなったら、そこに行けさいす
ばよいのですから。

救急の一種ですから、かかりつけの病院が開いたら直ぐに診察してもらうことを前提としており、そのかかりつけの病院にFAXで症状や治療内容、薬の種類を自動的に送ってくれますので、病院間の連絡プレーもバッチリというものでした。私立の病院ですが、医療保険も民間が基本の米国ですから、診察費の融通が利くところから、成り立っているのでしょう。ですから、悪い点は、保険を持っていない人(一定の所得の無い人)は、行きにくいというところです。

日本でも24時間小児科医療を提供しているところがあります。大都市の公立病院か大学病院です。

多治見にも、この近くにも欲しい、これは正直なところです。岐阜県の場合、岐阜市、大垣市の次に多治見市に、といった話もあるようです。

しかし、格差社会の今日、市場原理に任せておいて、24時間どころか小児科がゼロという地域も増えてきました。

本来、市場原理の欠点を補う事こそが政治の役割です。これからは、政治が頑張らないと子供も親も救われないといったことになりかねません。

ではどうするのか。先日のブログで書いた「切らずに治すがん治療」を思い出してください。大学の医学部にも刺激を与える世界最先端の話です。例えば、名古屋大学の医学部と提携交渉をするとします。その際に、「24時間小児科医療」で地元に協力する、とでも一項を入れておけば、簡単にできてしまったのではないかと思っております。

要は、GIVE and TAKE。頼んで回るだけでもしかたありませんし、ばら撒き方式の何でも税金で、という発想にも無理があります。

新しい構想のもと、持てる資源を使い、頂ける予算はきちんと頂く。コーディネーション方式といいますか、あわせ技一本の知恵を競う時代です。

新しいアイデアを、どんどんと打ち出していきたいと存じます。




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