「あれっ、あちはさんですか。どこかで見かけたような気がして主人とも話をしていましたが、芸能界の人だろうかとか言っていたんですよ。」と奥さん。

多治見のスパゲティ屋さんの駐車場で声を掛けられたのです。反応は、お互い「ガハハハ」と大笑いでしたが・・・。

それにしても、守屋前事務次官の評判、ご当地でも最悪ですね。「とんでもない嘘つき。」、「それにしても悪い人やの。」といった感じです。

答弁の仕方は、「官僚答弁」というか「国会答弁」の最たる物。というのも「接待」といった、官僚OBには全く実害(罰則)が無いものの話を反省しながら提供し、人々の関心をそこに集めると共に、時間をできるだけ使ってしまおうという魂胆でしょうから。国民的な「とんでもない」という反応だけであれば、時間の経過と共に忘れ去られてしまうでしょうし。むしろ肝心(逮捕される可能性のある)の「便宜供与」とか「情報隠蔽」の方は、はっきりと否定。言質を与えておりません。これは、長年の官僚生活で培った能力を「保身」のために使うといった官僚としては「下の下」のことなのでしょうが。

また、給油した量の訂正を報告しないという「情報隠蔽」をしたのが課長の判断ということになっていますが、官僚の常識からいったら、100%ありえないですね。そういう類の情報を得たら光よりも早く上司に知らせることが官僚の本質であるからです。悪く言えば「責任回避」ですが、自分でコントロールできない責任を持ち続けるなんてことを行うはずが無いです。課長にまで出世した人がです。

むしろ、今般の自衛隊関係の諸疑惑は、単に「賄賂」といった汚職にとどまるものではありません。

「情報隠蔽」は、シビリアンコントロールの話です。軍部の暴走という歴史的な反省を、今日の社会にどのように生かすか、ということです。

また、「接待」にしろ「便宜供与」にしろ、4兆円にも上る巨額な防衛予算が、日本にも「軍産複合体」という問題提起をしているのです。

ちょっと、長くなりますが、軍人出身の第二次世界大戦の英雄、アイゼンハワー大統領が退陣されるときに行った演説を引用します。

「軍産複合体」は、みずから意図的に追求する場合もあるしそうでない場合もあるが、正当な権限のない影響力を政府に及ぼそうとしてくる。こうした影響力によって政府が乗っ取られてしまわぬよう、我々は政府の各種審議会の場で″乗っ取り阻止″ に努めねばなりません。向かうべき目標をまちがえた権力がとんでもない災厄をもたらす恐れは、現に存在しているし、これからも存在し続けるでしょうから。この複合体の重圧によって我々の自由や民主主義の手続きが危うくなることを、許してはならない。そういう状況に慣れてしまったり、軽視することがあってはならないのです。市民社会が見識をもち、油断なく警戒を続けることで、産業界と軍が結合した途方もなく大きな防衛組織を暴走させることなく平和目的に導いていくことが初めて可能になる。安全保障と自由がともに十全なる発展を遂げていけるよう、そうした状況を生み出していかねばならないのです(アイゼンハワー)。

「シビリアンコントロール」と「軍産複合体」、これらの話の方が、「インド洋における給油」という「国際貢献」についての課題よりも、はるかに大きく、国として根源的な話であると思います。

しかし、福田総理の関心は、あくまで「給油」のようです。

皆さんの意見はいかがでしょうか。


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