昨日の岐阜新聞の1面トップは、県病院の独立行政法人化です。

独立行政法人といえば、現在、渡辺行革大臣が、民営化ないし統合廃止路線を掲げて活動されておりますが、要は、採算ベースに乗せていくということでして、今後、勝ち組と負け組がはっきりと出てきます。負け組の運命は、民営化を模索しながら、結果的に廃止という線が出てくるのでしょう。将来の話ですが・・・。

今回の対象は、県下の3病院。多治見の県病院の他、下呂の温泉病院と岐阜の総合医療センターとのこと。

実は、昨日、岐阜市で民主党の県連の集まりがありましたので、本件について、県会議員の皆さんに聞いてみました。

そうすると、

「議会の最後にチョロッと出た話題が、大きく扱われてしまった。しかし、これは、いつものことで、既成事実化を進めていくやり方。」

「一番の関心は、下呂の温泉病院。赤字が大きく負担大。しかし、民間ベースでできないことを公の病院が果たしているのだから、県が手を引いていくことになれば、誰もやらないので、地域医療に穴が開くことになる。名鉄病院も手を引いてしまったし。」

「多治見病院は名大系で、他は岐大系なので、別法人化するという話も出ている。」

私があれこれと聞きましたので、岐阜市選出の議員さんからは、「結局、阿知波さんがいた総務省から行革をやれとギュウギュウに迫られていて、本庁の職員の頭数を減らす事は難しいので、外にある病院の職員数の頭数で調整するという話ですよ。県の財政も苦しいし。」とのことでした。

これには、「県庁の組織を守るために、病院(県民)をスケープゴートにするということであれば、本末転倒ですね。」との問いを発すると、「そうなんですよね。」とのことでした。

独立行政法人化を行えば、勝ち負けがはっきりと出てきます。この近所の医学部をみても、勝ち組の名大と負け組の岐阜大、三重大との格差は、広がるばかりです。

自主性が広がるとか経営の自由度が増すとか、調子の良い事が言われるでしょうが、お金が少なくなれば、ジリ貧というだけのことです。

さあ、県会議員の皆さん、それに、市長さんも出番ですよ。ここで頑張らなくて、いつ頑張るのですか。多治見の県病院も建物は新しくなりますが、肝心の財布が空っぽになっていけば、ただのハコモノになってしまいます。

保守王国と言われて久しい岐阜県。ボケボケしているとただの貧乏王国になりかねません。

困った時にこその行政。ここ一番の政治。病院を駄目にしたら、反省文では済まされませんね・・・。







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