県病院の独立行政法人化について、以前まで県病院に勤務され、現在は土岐市で開業されているお医者様とお話をしました。ちなみに名市大卒の方です。

曰く、「名市大も、独立行政法人化されて、能力のある人には良くなっている。教授で、会社(医療関係)の社長をしている人も2人知っている。以前だったら、兼業などできなかった。ある意味良い制度。」

「しかし、公務員という待遇の良さで、県病院に勤務している看護士さんたちのようなスタッフには、厳しくなるかもしれない。公務員でなくなってしまったら、都会の方が、条件が良いので、優秀な人ほど移っていってしまうのではないか。」ということでした。

それにも増して、「名市大の医学部教授が賄賂で捕まってしまったが、この地方の人には、あちらのニュースの方が重要。つまり、良い悪いは別にして教授のご威光がなくなって行くのだから、はっきり言って、名古屋の医師だったら、瑞浪以遠には赴任しなくなるだろう。また多治見市民病院にも誰も行かなくなるだろう。今は教授に命令されて嫌々でも行っているだけのことだから。」ということでした。

要するに、益々お医者さんが、特に優秀なお医者さんほど、当地方(日本各地の地方)の大病院からいなくなっていくということです。

困ったときのお医者様。こういう状態で、この地方の将来は明るいのでしょうか。市民病院をどこに引越しさせるかなどというレベルの話では、全くピンボケということになってしまいます。

とにかく、今の制度では、有効策は見当たりません。ちらほらと話題になるお医者様への奨学金制度も、無いよりは増しということぐらいでしょう。

もはや根っこから変えるしかないのではないでしょうか。

今の政治は、東京中心の政治です。権限もお金も東京に集まっています。そういう中、何をするにも東京に頭を下げにいくわけですが、それでは追いつきません。それで、格差が広がっているわけです。

では、どうするか。仕組みを変える以外ないではないですか。地方に自主性を持たせる。そして東京は地方をサポートする。こんな仕組みです。そのために、財源も予算も地方に移譲するということです。

そのために必要なことは何か。法律を変えれば良いだけのことです。今の制度だって、人間が作ったものなのですから、人間が変えてしまうことに何も問題があるわけではありません。

私も、法案をつくる作業をしたことがありますが、こういう時のために官僚がいるわけです。方向性さえ決めてしまえば、後は、作業を行うだけのことなのです。

今のままでは駄目なのです。少なくとも医療は駄目になっていきます。では、変えてみようではありませんか。










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