リニア新幹線が2025年に東京・名古屋間で開通。JR東海が自前で、5.1兆円を負担するとのことです。東濃地方を通ることになるでしょうから、まさにラッキーといいますか、これぞ地の利ということではないでしょうか。

リニア新幹線が通れば、経済環境が一変してしまうでしょう。この地は名古屋圏ですが、GDPにして50兆円経済圏に属しています。それが東京圏200兆円とも関西圏100兆円とも40分あまりで結ばれますので、東濃地方は、時間距離的に東京圏にも関西圏にも属することになりまして、合わせて350兆円経済圏に含まれることになります。

経済規模にして現在の7倍。チャンスも7倍ということになれば・・・という期待が膨らみますが、競争も7倍という具合でしょうか。

当地はラッキーなのですが、このリニア新幹線構想、果たして世間といいますか世界的にどのように評価されているでしょうか。こういう視点で、本日の株価を見てみますと、JR東海株は、本日8.85%の急落。大きな下げを演じてしまいました。やはり、そんな大金を負担できるのかという心配の方が大きかったということですね。今日のところは、全く評価されていないということです。

JR東海が、駅だけは地元で作ってという考えですので、リニアを停めたかったら駅を作らなくてはなりません。いくらぐらいかとなると建設中止で話題になった新幹線の栗東駅の場合で240億円でした。

次には、どこに駅を作るのか、という話になるでしょう。多分、これまでの議論からいって1県1駅ですね。

特急停車駅からの類推では、多治見と中津川。多分、長野県は飯田に駅ができますので、そうすると隣の中津川は厳しいか、という状況です。

名古屋と飯田の真ん中では、ということになると瑞浪になります。東濃地方の真ん中でどうかと政治的な発想でも瑞浪ということになります。しかし、リニアを作るのは、政治ではなく企業。利益のことが最優先されます。そうすると、東濃地方でも最も人口の少ない瑞浪ということがネックになってしまいます。

それでは、多治見かということですが、確かに人口は11.4万人と最大。しかし、リニアのレベルから見れば、たかが11.4万人ということになってしまいます。しかし、名古屋に近すぎてリニアの意味が無いという見方は当てはまりません。「のぞみ」の場合でも、東京、品川、新横浜、名古屋でして、乗降客の多いところに停まっており、距離は関係していませんから。

要するに決定打は無く、これからもあれこれとした議論がでるでしょう。しかし、長野新幹線ができた結果、長野県で栄えたのは、軽井沢だけではないか、というような状況です。時間的に近くなってしまったため、買い物を含め、長野市の消費も東京に吸い取られてしまったというわけです。そうすると軽井沢のように別荘というか高級リゾート地という求心力がないと、チャンスを生かす方向にはなりません。

また、東濃地方に東京や大阪の会社に毎日通勤するリッチなサラリーマンが家を建てるということも期待できますね。高崎とか、新幹線で朝の通勤ラッシュが起きているほどですから。

私の予想は、東京、新宿、八王子、甲府、飯田、東濃、名古屋、四日市か亀山、奈良、新大阪という感じです。東京だけ3つでしょうか。当地には、新幹線でいう「こだま」が停まる事になるでしょう。

要するに「リニアが来る、わーい」というハコモノ誘致のような発想では、駄目というわけですね。

リニア新幹線を生かす、このためには、新しい発想、新しい地域政策が必要なのです。

大きな絵を描いてみたい・・・夢は広がっていきます!!!




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