このところ連日、厳しい冷え込みが続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

先日、多治見市のガソリンスタンドの方に聞きますと、灯油の販売量が昨年に比べて、2割ほど落ちているのだとか。昨年も暖冬のゆえに販売量が落ちたところからの2割減、「みなさん、いろいろと工夫されているようですよ。」という話でした。

運送会社の方のお話ですと、「昨年度の営業利益が60億円。今年度は、原油高の影響だけで、53億円かかりそう。なんともならんが、結局、自己責任でやるしかなあやなあかな。」とのことでした。

自己責任です。小泉総理以来、何度とも無く言われつくしてきた言葉ですし、すっかりと定着した言葉ですね。

しかし、一人一人にとって、油が上がってしまったのは、不可抗力ともうしますか、各人の努力とは無関係のところに原因があります。

なんだかんだと理由はあるでしょうが、結局は、中東における戦争、紛争やテロの続発という不安定さが、直接の原因であるわけです。

これに対しては、各人が頑張れ、という話ではなく、政府が、国が頑張ってもらわなければ解決するはずもなく、これは、政府の責任であるはずなのです。

一方、こんな話もあるでしょう。原油高をチャンスとしよう、という話です。テレビや雑誌にも多く紹介されています。省エネ化の推進とか新技術の開発です。これはこれで尊いことですが、実際、懐の余裕のあるなしにも大きく影響するわけなのです。国民が自分ではできないことやできない時が、政府の出番なのです。では政府は何をやっているのでしょうか。

厳冬の中、北風に立ち向かって、自己責任で頑張っていけ、とキャッチフレーズを繰り返すことが政府の役割なのでしょうか。

現実を見てください。今、世界で繁栄している国々を。例えば、イギリス。英国病を克服して、今や一人当たりのGDPは、日本をしのぎ、アメリカを追い越しそうなところまできました。通貨の価値も高く、多くの日本人旅行客が何も買えないよといった状態になっています。金融自由化だビッグバンの影響だと喧伝されていますが、結局は、北海油田のおかげではないですか。

ロシアをみてください。鼻息あらいですが、これも世界最大の産油国。かつて、日本も一人当たりGDPで、世界第2位だったわけですが(1993年)、今の2位はノルウェイ(1位はルクセンブルグ)。ここも北海油田のおかげです。

金ぴかのドバイをはじめ、アラブ諸国も原油高の恩恵を最大限に享受しています。

結局、原油高が順風となって、国民経済を刺激し、お金の回転が速くなって、国民が豊かになってきているわけです。好循環なわけなのです。

ですから、日本にとっては、イラクでの戦争をすこしでも早く決着させる。これは明白な国益です。政府の責任において実行すべきものです。そして、原油高という北風を少しでも和らげる措置を講じる。例えば、ガソリン税の暫定税率の廃止などの景気対策です。

今の政府は、国民に自己責任を問う政府です。むしろ、今の日本にとって必要なのは、政府の責任、政治の責任を自ら問いかける政府ではないでしょうか。

政権交代です!




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