海上自衛隊のイージス艦によって、残念な事件が起きてしまいました。救出活動が円滑に進むことを願うのみです。

さて、テレビや新聞などからは、「たるんでいる」といった類の話が出ています。実際のところはいかがなんでしょうか。

私が、経験したところは観艦式の場でした。皆さんは、観艦式をご覧になったことがあるでしょうか。

3年に一度、横須賀港から、外海に出て、大砲やミサイルを撃ったり、といったデモンストレーションを行うわけです。それを国民や外国の駐在武官にお披露目する機会です。

私は小さめの護衛艦に乗っていたのですが、ビックリしたことがありました。それは、総理大臣が訓示をした時のことです。周りの自衛官の方々、それぞれがおしゃべりをしていたり、何かをしていたり(作業という感じはしませんでした)という状況だったのです。何十隻と出ていますので、もちろん艦内放送でです。

総理大臣といえば、自衛隊の最高司令官、すくなくとも規律ある姿を期待したのですが、全く無く、「シビリアンコントロールはどうなっているんだ」と野次っている方も見受けられたほどです。

雰囲気としては、校長先生の話を聞く際に、子供たちが勝手な事をしていて、ゲンコツをもらうといった状況とよく似ておりました。

ずばり、「たるんでいる」というか、「どうなっているの」、「こんなもんなの」と心配させる姿をまざまざと見てしまったわけなのです。

偶然、「その時だけ」の姿を見てしまったのか、一事が万事なのかは、分かりませんが。

それでも、演習の模様は、よく当たるというか迫力満点のものですので、皆さん満足の様子でした。そして、意気高らかに帰港ということでしたが・・・。

もう少しで横須賀というところで、自衛隊に敬意を表しての出迎えなのか、それとも単なる偶然なのか分かりませんが、直ぐ近くを、米海軍の空母キティーホークが悠然と通り過ぎていったわけです。

圧倒的に巨大な艦船、その威容の前にして、米水兵さんからは、はるか上のほうから手を振られ、明らかに自衛隊は貧弱という姿をさらしたわけです。ついさっきまで、「すごい」と思っていたので、実に落差は大きいものでした。井の中の蛙といった状況ですね。

見たことも無く、想像したこともない現実を目の当たりにして、乗客一堂、沈黙というか「あああ」といった反応だったでしょうか。

とにかく、安全保障の議論は、強硬派も反対派も声が大きくなりがちですが、百聞は一見にしかず、これを肝に銘ずるべきではないでしょうか。

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