多治見市の団地の奥さんの話。ご主人は、名古屋勤務の方。

「近所の奥さんとの話でも、ご主人が名古屋にお勤めの方とは、旅行の話だとか、あそこのレストランがおいしいというような話ができる。」

「ところが、ご主人がご近所にお勤めの奥さんとは、給料が上がらず大変なのよ、という話をする。相手によって、話す内容を変えなくてはいけないので、結構な気苦労。」とのこと。

世帯の平均所得を見ても、愛知県への依存度が高い多治見の場合、県下21市中第4位。名古屋への通勤が、どんと減る土岐市が18位で瑞浪市は19位。

しかし、ベッドタウンとして生きることも、多摩(東京)や千里(大阪)のニュータウンが高齢化と人口減で崩壊しつつある現状を見れば、無理があります。

すでにホワイトタウンや旭ヶ丘団地なども高齢化と空家が、街の象徴になりかけておりますが、名古屋通勤者を狙っている多治見駅周辺のマンション群も30年後にはホワイトタウンと化すことが心配されています。

目先の人口流入も、長期的に見れば、高齢化と人口減の波が、多治見の中心地に向かって押し寄せているだけなのです。

というのも、多治見市は、子供が学校を出れば他所に就職を求め、孫が近くにいない高齢者も退職後には出て行く町となりました。終の棲家としての機能を失いつつあります。

大きくなって結婚し、子供が生まれ、その子が結婚し、孫に囲まれながら一生を終える。こんな当たり前な人生のサイクルが動かなくなってきたのです。働く場所のない地域は、滅びるということなのです。

ずばり、この地域における政治の優先順位の筆頭は、雇用の創出です。



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