日銀の総裁候補に、再度、元大蔵事務次官の方が選ばれました。今の時点で、民主党が同意するのかしないのか決まっていませんが、私の意見を述べたいと思います。

正直申しあげて、あれっというか、なんでわざわざなのという感じですね。福田総理は、賛成しにくい人を選んでくるのですから(財務省出身者の中でも、金融畑ではなく財政畑の方:金融と財政の分離を旗頭に武藤副総裁を不同意にしたのですから、同じ条件の方には理屈上賛成しがたいですよね。)。

テレビ新聞で連日報道されている日銀総裁人事。結局ポイントは次のようなことだったのではないでしょうか。

1 結果的に、財務省の天下り人事という一点のみで考えられていること。財務省として武藤さんという事務次官経験者にふさわしい天下りポストは日銀総裁と考えていたところ、国会で不同意となってしまった。そうなると、処遇に困るので、やはり事務次官経験者の天下りポストである国際協力銀行の総裁と交換してしまおう、ということではないでしょうか。結局、財務省の天下り人事という手のひらの中で福田総理が動き、国会もそれに付き合わされているということですね。

2 日銀総裁としての適正(金利、物価、為替を始め、国際金融分野に精通などなど)ということが、重要視されていないみたいですね。財務省の事務次官経験者であれば、優秀なのだから不要という判断なのでしょう。

3 円高、物価高、株安で日本経済はどうなるの・・・、という問題意識は、日銀総裁人事の選考に当たっては最優先の話ではない・・・ということみたいですね。

4 財務省の力は強く、福田総理は財務省の意向の実現を最優先している、ということのようです。

さて、民主党はどうするのでしょう。

1 日銀総裁がしばし空席となっても、主義主張を通し、不同意とする。日本経済の不安定さの原因が民主党にあるというふうな批判・攻撃を自民党がしたとしても(他人のせいにするという姿からは政権担当能力の欠如を表面化させるだけなのですが)、毅然と行動する。

2 日銀総裁が空席となることによって、日本経済の不安定さが増大することや日本国そのものに対する諸外国からの信用を失墜させないため、あえて主義主張を曲げ、同意する。

わたくしだったら、1でしょうか。残念ですが、今回の日銀総裁人事は、ここまで来るとあまりにも低次元の話であったことが表面化してしまいましたし、それを許している政権など、日本国にとって不要であることがはっきりしたからです。

無難に平穏に波風立てずに、まあまあという大人の考えは、どうやら今の日本の政治を堕落させ、国の行く末をじり貧・先細りにさせていく麻薬のような存在となってしまったようです。

こうなると戦いによって決着させるほかありませんね!


メールにて、なぜ、民主党は解散に持ち込まないのだ、もっとしっかりやれ・・・という趣旨のご意見を頂戴しました。

それは、解散権は総理大臣の専権事項であり、自民党にとって最も都合のよいときにしか解散は行われないからです。私は、日々地道に備えます。今後ともご支援よろしくお願いします。

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