春爛漫。桜に続き、すぐさまチューリップも満開、花の季節が続いていきます。

チューリップ。気になるのです、とても。

実は、15年前に郵便局長として赴任したのが、富山県砺波市、日本で初めてチューリップが栽培されたメッカです。一宿一飯のなんとかではありませんが、お世話になったところへの愛着は永遠なのでしょう。

さて、この砺波市の最大の呼び物がチューリップフェア。100万本のチューリップ、日本一という触れ込みでした。こちらは、ゴールデンウィーク辺りが最盛期ですが、当時は、北陸自動車道も、近隣も大渋滞という状況でした。

ところが、最近は、今一歩という状況で、昨年の入場者は26万人に落ち込んでしまったのだとか。理由は、能登半島の地震の影響もあったのではないかと分析されておりますが・・・。

このイベント、国土交通省の補助金に頼っているところが大なのです。ですから、公園自体が国の政策というかモデルプランに則って造られています。例えば、タワーがあって、ふれあいコーナーだとか、水車のようなふるさと伝統コーナー、せせらぎコーナーとか、まあ、コンセプト自体、ありきたりといいますか、どこにでもある公園のわけです。

しかし、100万本、圧倒的なチューリップということが最大の魅力でした。

当時から、このままでは・・・との想いがつのり、余分なものはいいから、「チューリップだけ」というふうの方がいいのでは、と関係者に訴えていたところ、「補助金だから、使い道が決まっていて思うようにはいかない。それに東京で行うキャンペーンの旅費まで出してもらえるからありがたい。」という答えが返ってきたものです。確かに、ミスチューリップ先頭に銀座でチューリップを配ったりのキャンペーン。原宿駅など、プラットフォームをチューリップでどかんと飾り付ける・・・。大掛かりですが、結局、毎年同じことを繰り返し、来場者は減ってしまった・・・。

一度ある方が試算されたところ、同じ予算で、チューリップだけに使うとしたら、2000万本できる。それじゃあ、庄川(この辺で言う土岐川のイメージ)の河川敷をチューリップで埋め尽くそう、なんて話をしていた時もありました。

この100万本、最大の魅力の100万本、今も変わらず100万本です。ところが、世の移ろいは早いのです。いつぐらいからか、ハウステンボスも100万本のチューリップを売り出すようになりました。気にしていたのです、ずっと。それでも、まだ同点です。

しかし、今では、新潟の玉泉市の150万本、北海道の上湧別の120万本と別の自治体が行うチューリップまつりに水をあけられるようになり、しかもチューリップ自体を売り物にしていない帯広の「紫竹ガーデン」の160万本と差が広がるばかりとなりました。長島温泉近くの「なばなの里」も120万本です。

苦境に悩む元日本一。もし、補助金も国ではなくて、地域で自由に使えるようにしたら、2000万本も実現できるのですが・・・。

世界一はオランダのキューケンホフ公園。600万本のチューリップです。

同じ税金でも、同じ額の補助金でも、使い方一つで、元日本一から、圧倒的な世界一へと変貌できるのです。

皆さん、政権交代もロマンチックだとは思いませんか!!!




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