サッカーのワールドカップの最終予選に進出する日本。国際試合の応援には、自ずと力が入ってしまいますね。一方、早朝に行われているヨーロッパのサッカーの大会。こちらの方は、迫力も違うし、レベルも高い。ちょっとテレビを観ているだけで分かってしまうほどの違い、これも正直なところです。

先日、テレビで、どなたかが、「日本(のサッカー)は、弱い。むしろ、弱いという事を認めていった方が、強くなるだろう。どうしても、強い強いとマスコミは期待感を高めてしまうが、本当のレベルは、これぐらいなんだと正直に認めて行ったほうが、強くなっていく・・・。」といった主旨の発言をされていました。

確かに、事前の触れ込みとの差の大きさにがっかりするというより、中々強くなっていかない日本に、難しいのかなあ、とか、違うのかなあと思ってしまいます。やっぱり、進歩とか前進する姿を実感したいですよね。

この手の話は、実は、来月開催されるサミットでも当てはまると思うのです。日本が世界に対してリーダーシップを振るう、ということに期待が集まるわけですが、実際、国力を比べてみますと、はっきりするのではないでしょうか(ロシアを除く、以前からのメンバーである先進7カ国での比較してみます)。

例えば、一人当たりのGDP。稼ぎ高ですが、日本は、世界18位。19位のイタリアをわずかに上回る6番目。少子高齢化社会の到来で関心が高い医療や教育に至っては、最下位(対GDP比率)。医者の人口当たりの数も最下位。財政赤字は最大で、経済成長率は最低。一方、最も高いのが、公共事業費の対GDP比率。道路とか橋とかハコモノ建設は、トップということです。これが、日本の未来を切り開く戦略分野であれば良いのですが、そうではないことも歴然とした事実です。

食料自給率もエネルギー自給率も最低。得意であったはずの環境分野でも、太陽電池の生産は、トップをドイツに譲り、風力では差が開く一方。頼りの経済分野だって、本日の日経新聞によれば、日本一のトヨタも世界の企業の中での時価総額は、24位でしたね。

別に卑下しましょう、ということではありません。日本が世界のトップ水準(国際競争力とか一人当たりのGDPとか)にいた1990年代前半の古き良き時代の思い出を、いつまでも引っ張るのではなくて、自分の足元を見つめ直し、再始動する事が、今の日本にとって必要なのではないかと思うのです。

見栄を張ってみたり、ジャパンパッシングやジャパンナッシングといった風に、嘆いたり卑下する必要もなく、着実に目の前の課題を、片つけて行こうではありませんか。その為には、前時代の遺物たる既得権益にずばっと切り込んでみようではありませんか。象徴事例が、特定財源、特別会計に特殊法人、天下りであったり、ひも付き補助金であったりするわけなのですから。

かつて、日本が世界の中での時代遅れを悟り、再出発を図った明治維新期と比較すれば、はるかに現在の方が、豊かで、技術力も国民の教育水準も高いわけなのですから、軌道を修正し、再出発を図れば、早々に明るい前途が見えてくるのではないでしょうか。

楽観的と言われれば、そうなのですが、かつて1991年に米国に留学していた時は、米国も経済の調子が悪く、走っている車もボロボロといいますか、ポンコツが走っておりました。「よくこんな酷い車で・・・。」と笑いながら話す日本人も多かった時代です。それが、仕事で再び訪れた2000年には、経済が回復していて、ピカピカの新車が走り回っている、そんなアメリカでした。

その間には、クリントン大統領が実施した情報スーパーハイウェイ政策、つまり、政府が開発してきたインターネットを民間に開放して行き、パソコンなどと相まって、ITバブルと言われるまで、一つの時代を画していったわけですね。あっという間に世界を席巻し、リードしました。このブログもその恩恵に預かり、儲けは米国に行っているのです。10年一昔。あっという間のことでした。

ですから、日本もやるべきことをやる。目の前にある宿題を一つひとつ片つけていく。ここから始めようではありませんか。

がんばれ日本! そして、その主役は、私たち一人ひとりではないですか!!!











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