「北朝鮮の核問題が解決する方向に進むならば、歓迎すべきことだ。」 北朝鮮へのテロ国家指定解除というアメリカの方針を受けての福田総理の発言です。

「歓迎すべきこと。」、えっと感じられた方、多いのではないでしょうか。拉致はどうするのですか・・・。昨年の秋の自民党の総裁選の際には、「私の手で解決したい。私を信頼し、応援してほしい。」と力説されていたのですが・・・。

こうなると政府の外交方針も一転の気配です。これまでは、安倍総理以来の圧力路線。経済制裁を行ってきたのですが、この環境が一転。北朝鮮に対する世界銀行などからの支援が期待できることとなり、日本の採ってきた政策が破綻の瀬戸際にあるわけです。そしてその際の発言が、「歓迎・・・。」

これからは、支援や援助を拡大する事によって、拉致の解決を図る、こんな案が検討されているようですね。経済制裁から援助拡大、華麗なる変身といいますか、ものすごいブレといいますか・・・。

今回も、きっかけは、アメリカによる「頭越し」とか「梯子はずし」ということなのですが、所詮、他国に頼りきるという政策自体に限界があるわけでして、小泉総理以来、ぐいっと進んだ対米追従政策の限界をも明確に露呈させたわけなのです。

こうなると、自衛隊のイラク派遣とか、思いやり予算とか、グアム島への米軍基地移転費用の負担とか、なんだったんでしょうか、ということですね。早々に、政策評価を進め、外交政策の点検や変更を検討すべきなのでしょう。

とにかく、他国に依存することの危険性が、はっきりと示されました。国民の生命を守る、という国の役割として根源的なところが揺らいでいるわけなのです。

拉致被害者の救出が最優先、そして、日朝国交回復の議論は、後回し。この一線は確認しておいた方が良いのではないでしょうか。

そして何より、日本の最大の弱点であるエネルギーや食料の開発・増産に力を込めていく。自国の国力をつける中での国際協調、目の前には、着手すべき課題が、ゴロゴロと転がっていますね!



コメント一覧

こんにちは。
 私にはアメリカの北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除は北朝鮮の核問題を解決するための米朝間の問題なのですから現在の核問題が解決にむかっているなかでこういった流れになるのは至極当然でありネット上での反対意見はいまいち理解しにくく感じます。
 またアメリカが方針転換したからと言って外交上重要な問題が解決されていない以上日本政府が方針転換する必要がなぜあるんでしょうか?
 そもそも拉致問題という日朝間の問題を解決するために他国の力を借りようという日本政府の外交姿勢が情けないと思います。
 あちはさんのおっしゃるように対米追従外交の限界ですね。こんな外交姿勢だから北朝鮮にまともに相手にされないかと思います。
 民主党にはぜひ政権を取ってもらいきちんとした外交、独立国として誇りを持った外交を行い拉致問題の解決に努力してほしいと思います。

 ところで以前から疑問なのですが六カ国協議は北朝鮮の平和的利用を含む核開発の放棄を目的としていると私は理解しているんですが(勘違いだったらすいません)その場合、北朝鮮における石油関係に変わる次のエネルギーは何が想定されているんでしょうか?
 原油資源の枯渇は時間の問題です。そのため日本でも原子力発電(要は核エネルギーですよね?)を中心に新エネルギーに力を入れていたはずですし、あちはさんも新エネルギーの重要性を語って見えます。
 六カ国協議では核の廃棄や経済援助についての新聞記事は見ても、では次の北朝鮮のエネルギー源は何か?ということについては語られてないかと感じます。
 何がエネルギー源として想定されているのかぜひ教えてください。

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