おしん。貧乏だった日本人の努力と根性を描きながら、日本発展の礎を振り返る人気ドラマですね。この種のドラマでは、貧乏でお医者さんに診てもらえないといったシーンがたびたび出てきます。しかし、それは昔のこととして見るのが普通だと思います。

ところがところが、昨日、ある方からお願いを頂きました。というのも、ある町の妊婦さん(予定日の4日前)が、その町にある市民病院で出産することを拒否され、よその病院に行くようにと言われたとのこと。家の近くで産みたいので、何とかならないかといった話でした。

よくよく聞くと、妊婦さんは、外国人。赤ちゃんのお父さん(日本人)とは、婚約中とのことで、医療保険にも入っていないとのことでした。病院側としては、医療費を踏み倒す外国人の事例が多発している中なので、頭金として25万円を用意してもらえれば・・・、というところが着地点となりました。

貧乏で、社会保障の恩恵を受けない外国人にとっては、現在の日本とおしんの時代の日本とは変わりありません。ただし、可愛そうだからなんとか・・・という思いも金銭的なことと外国での事例をみると難しい問題です。例えば、アメリカで暮らしていた時の経験からいえば、医療保険に入っておくということが最低限の身を守るための備えであり、不幸がおきれば自業自得といった扱いが常識でしたし、これは、外国人だけでなく、国の医療保険制度が不備なため、アメリカ国民に対しても当てはまることでした。ワシントンポストには、ワシントン近郊での白人と黒人の乳児死亡率が4倍違うとの記事が掲載されておりました。要は、医者に十分診てもらえないことと栄養が不十分であるとのことです。

少なくとも日本国民のことだけを考えた場合、暮らしの安全と安心を守る社会保障については、アメリカはお手本にはなりません。競争と効率、自己責任を強調するアメリカ型の改革を推し進める小泉総理と後継の安倍総裁。一方、暮らしを守るセーフティネットの整備を図りながらの小沢民主党の改革案は、日本型の改革といえるでしょう。いざ、勝負です。


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