この大震災への対策を巡って、「民主党政権はもっと官僚を使うべきだ。官僚は優秀だし経験がある・・・。」との意見を多く耳にします。

「官僚を使う。」、その通りだと思います。実際、官僚組織は、実行部隊として、細部に至るまで、また過去の経験を徹底的に検証した上で、仕事を行いますし、仕事ぶりは意気盛んにですから、期待できるわけです。私も総務省出身ですし、故無き「官僚バッシング」には頭に来ていた方なのです。

ですから「政治主導」とは、政治家が官僚に代わって仕事をするということではありません。政策実行の結果責任を明確にすることを通じて、より良き政治を実現していこうということなのです。政治家の責任を明確にすることで、失敗をしたり無能である政治家を、選挙で国民が落選させることができるからです。国民は政治家を選ぶことも変えることもできますが、官僚を選ぶことも変える事もできません。つまり「政治主導」を実現するためには、その政治家が優秀でないと駄目だという前提があるわけです。

例えば今般の震災対策として、仮設住宅の7万戸、予算5000億円という政策が進行中です。従来ですと、国土交通省から、傘下のプレハブ住宅協会(天下り法人)を通じて、大手住宅会社が受注していくというパターンとなります。今回、プレハブ住宅協会非加盟の会社が役所に問い合わせたところ、プレハブ建築協会の推薦を受けてほしいという話となり、プレハブ建築協会に行くと、「会員になって欲しい、年会費100万円」ということがありました。これには「バカモノ」ということで、政治家が改めさせているわけです。

官僚は優秀ですが、天下りなどの悪さもするわけです。ただただ、「官僚にまかせろ」ということでは、政権交代前の状況にもどってしまうだけのことなのです。

日本は「失われた20年」といわれるぐらい、長期に渡って、停滞、ジリ貧を続けてきました。人口減少、少子高齢化やグローバル化など新たな局面を前に、前例踏襲という「官僚主導」の政治では無理であるとの声の広がり、政権交代を実現させたわけです。そして、今もこの状況には何も変わりはありません。

政治主導の確立が急務です。ですから、なおさら政治家は優秀であって、バリバリ働き、ビシッとやることをやって責任を果たしていかなければなりません。

皆様から寄せられている期待を日々肝に据えて、一生懸命に頑張る、これ以外ありません。

さあ、今日も前進です!





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