昨日、小牧にある日本ガイシを訪問し、NAS電池の製造過程を見せていただきました。民主党の勉強会の一環で、川端元文部科学大臣や樽床元国対委員長を始めとする皆さんとご一緒しました。

電池というよりも、まさに産業用の電力貯蔵システムでして、一つのモジュール(箱)をブロックのように足し合わせて行けば、どんどんと大規模になって行くというものです(出力1kWあたり30万円)。

電力の使用量が少ない夜間の電気をためて、昼間に出せば、ピーク時の電力消費量をガクンと抑えられることができますから、揚水発電と同じような使い方も出来ます。それに太陽電池や風力発電が、自然環境しだいという気まぐれな性質をもっているところの補完もできてしまいます。

NASとはナトリウム(Na)と硫黄(S)で、それぞれの物質を電池内部で仕切っているのが、セラミック(ベータアルミナ)の筒なのです。蓄電と放電時に、ナトリウムイオンがセラミックの中を通って行ったりきたりするところが、この電池のミソなわけでして、これをつくることが可能なのは、世界で日本ガイシ1社だけだとか。

その筒を触らせてもらえば、素焼きを丈夫にしたようなもので、確かに焼き物でした。割れても欠けても、ひずんでも駄目というあたりは、まさに食器の焼き物と同じなわけでして、美濃焼の産地で生まれ育った者、特有の感慨を持ったわけです。焼き物の未来が、地場の未来につながるように頑張らなきゃと思った次第です。



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