「うそも誠心誠意つけば真実になる。」
これは、自民党結党の立役者である政治家三木武吉(衆議院議員)の言葉です。映画や小説などでも有名ですね。

翻って、東京オリンピック。日本は、沸き立ち、大盛り上がりとなっています。良かったです。ワクワクします。

特に、東京誘致に対し、安部総理の演説の中でも、原発汚染水の話が効果があったと多くのIOCメンバーが答える場面がニュースでもよく流れています。

曰く、汚染水の影響は「コントロール」されていて、「ブロック」されている・・・。ところが、実際は「うそ。」 テレビ、新聞で、繰り返しニュースになっている話で、多くの国民は承知している話です。汚染水たれ流しの毎日なのですから。

ここで、思うところは二つ。

一つは、汚染水の説得について、「うそ」をつく以外に有効な手だてがあったのかどうかということ。英語の達者な人たちが、何度説明しても理解されなかったことについて、「長々」と説明せず、「はっきり」と「明確」に「断言」し、「納得」してもらうためには、「うそ」をつく以外になかった・・・。東京誘致が任務ならば、それに向かって全力をつくす・・・。政治は結果、手段を選んでいる余裕などないのだから・・・。

二つ目は、政治家は「うそ」をついても良いのか、ということ。

かつて、総理大臣は、「公定歩合」の変更と「解散の時期」については、「うそ」をついても良いと言われていました。これは、国内でのことですね。それに冒頭の三木武吉氏の言葉も、日本の政治家との交渉の中での話です。

それでは、今回と同じように国際社会に向かっての「うそ」はどうなのか。

例えば、アメリカのブッシュ大統領は、イラク戦争の大義名分として、「大量破壊兵器の保有と廃棄の拒否」を掲げ、イギリス、オーストラリア、ポーランドともども、イラクを制圧。フセイン大統領は死刑となりました。しかし、「大量破壊兵器」はなく、完全な「うそ」であった。これが、現在、シリアの化学兵器の使用に対し、オバマ大統領が武力行使を訴えても、米国民や国際社会からの理解が得られない大きな理由になっている。

一方、シリアのアサド大統領は、化学兵器を使用していない旨、繰り返している。本当でしょうか。

さらには、核の開発も兵器ではなく、発電用だと説明する一国の指導者や、何回も何回も「核の開発」を止める旨約束した国が、パレードで国民に核ミサイルをアピールする。ブッシュ大統領が悪の枢軸と名付けた国々のことです。皆さんは、信じていますか。それともいつもの「うそ」なのでしょうか。

私が、総理だったら、今回のように「うそ」がつけなかったかもしれない。何か火事場の馬鹿力のような機転を出せなかったら、オリンピックの招致が駄目になって、皆ががっかりしたかもしれない・・・。

今回の「うそ」は「方便」として許されるのか。すばらしい「機転」だったのか。後追いで原発対策の辻褄さえ合わせておけば良かったのか。

政治家の「うそ。」 しばし、考えさせてください。

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