消滅可能性都市なんて言われると、「タイヘーン」という感じで、今一つピンと来る向きがないのも正直な反応なのではないでしょうか。お嫁さんとなる女性の数が2040年に向け半減してしまえば、地域が成り立たないという話でした。

ところが、具体的に、「国が地域の小学校の統廃合を求めてますよ。」、ということになると、「それはあかん。反対よ。ただ、そんな話は誰からも聞いたことがないが。」と反応は強烈になってきます。

例えば、消滅可能性都市の一つ、瑞浪市。

現在、陶中と稲津中の統合、釜戸中、日吉中、瑞陵中の統合作業が進められている所ですね。それぞれ、平成28年と31年4月予定という話です。

しかし、国が求めているのは中学校に止まらず、陶小、釜戸小、日吉小と明世小の4校の統廃合が瑞浪市に突きつけられているのです。今年の1月の出来事です。

中学校に続き、国の考えに従って、小学校も廃校にしていくのでしょうか。

小学校の廃校と言えば、瑞浪市の場合、2005年に大湫小を廃校にしました。結果、人口減少率が2倍以上に増加、地域のピンチが加速化しています。

同じように、中学校が統合される稲津町に陶町からの引越者が相次ぎ、「陶村」と呼ばれる地区も出てきました。結局、「子供最優先」の親心、教育環境の良い場所を求めて、引っ越していくわけです。孟母三遷の瑞浪版といったところでしょうか。

しかも、小学校の廃校は、郵便局の廃局と連動しているのが、全国的な傾向となってきました。公共機関が撤退していく場所に、民営化された郵便局が頑張る理由はないということなのでしょう。郵便局がなくなると、どうなるか。年金を引き出す場所が無くなるということです。そういう地域からは、農協や信用金庫の方がいち早く撤退しているのが現実なのですから。子供も親も高齢者も困る。明らかに地域は壊れて行くのです。

いま東濃地方で、国から統廃合を求められている公立の小中学校の数は、多治見市21校中0校、土岐市14校中1校(濃南中)、瑞浪市13校中7校、恵那市22校中11校(飯地小、中野方小、恵那北小、武並小、東野小、三郷小、串原小、上矢作小、恵那北中、串原中、上矢作中)、そして中津川市で、31校中16校(山口小、川上小、阿木小、神坂小、加子母小、付知北小、付知南小、田瀬小、下野小、福岡小、高山小、蛭川小、阿木中、神坂中、加子母中、蛭川中)となっています。身近な深刻な話です。

中津川市福岡の4小学校も1つに統合される予定です。

学校を統廃合すれば先生を42000人削減でき、お金が助かるからということも統廃合の理由の一つだとのこと。

かつて、小泉総理から「米百俵」という話がありました。戊辰戦争で敗北した越後長岡藩。あまりの困窮を見かねた近所の殿様から米100俵がプレゼントされた。腹をすかした人々に対し、小林参政から、米は売って学校を建てる。りっぱな人材を輩出して、長岡を立て直す旨の方針が示され、結果、立派な人材があまた星のごとく・・・という美談です。

現在、地方振興策として、プレミアム商品券やふるさと旅行券が、全国の自治体から発行されています。10000円出せば、12000円分使えるとか、旅行が半額で行けるといった類の話です。要は税金で補てんしていくといった話。これに4200億円が使われます。

地域の発展や人づくりと言う将来の日本にではなく、今、お金を使ってしまう。米百俵の精神はどこに行ってしまったのでしょうか。安倍政権の精神とは一体何なのでしょうか。

さあ、良き日本人の精神を取り戻し、日本を再建に導いていく。そんな思いを肝にすえ、今日も前進です!





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