笠原のタイル製造業の社長さんから聞いたお話です。

曰く、銀行からサラリーマンの息子を借金の保証人にしてくれという話があった。苦悩したが、断ることにした。自分の代で周りに迷惑をかけない内に廃業する予定とのこと。

その胸の内は、息子に跡を継がせば、息子の将来を台無しにしてしまうと恐れたとのこと。親父から跡を継いだが、2代で終わる。自分にも良い時があったのだから、それで良しとの判断。

判断材料としては、

1 笠原では、昨年だけで、8社が倒産ないし廃業。残るは20社ほど。
2 中国製のタイルと比較すると、中国製の方が半値で品質が良い。
3 2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博が終わる頃には、日本にどっと入ってくるはず。それに巻き込まれたらアウト。

という事だそうです。

しかし、残念ながら廃業できる方は、この地域では、恵まれていると言われている現状があります。

つまり、倒産を避けるために、必死に働く。力尽きたら、そく倒産、という会社が実に多いという現実です。それこそ夜逃げの世界です。

家業に縛られて生きる、選択肢のない生活です。止める自由もありません。新たな投資をする余裕も無いから、少しでも長い時間を働くほかありません。残酷物語です。

世界第2位の経済大国。5年にもせまる戦後最長の好景気を記録する日本。

この地域の実態とは大違いです。

自己責任の原則。確かにそうですね。

しかし、物事には、万事、北風と太陽の両側面があります。

無利子融資とか政策減税とか、とかく現在は、大企業に太陽が微笑む政策が実施されています。

中小零細にはどうでしょうか。冷たい北風ではないでしょうか。働く人も80%は中小企業です。これでは大多数の人の給料があがりません。

松下もソニーもホンダも、中小企業だったのですけど。

安倍総理、総理の再チャレンジ政策で、この地域は、この日本は救えると思いますか。







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