一つ目の質問は、「柳沢発言」を巡って、民主党は国会の審議拒否を行っているが、どう考えるか、というものです。

私は、反対です。国会でがんばらずして、国会議員はどこでがんばるのか、という事です。

個人的には、先週末に厚生労働大臣に不信任を突きつけ、否決されたでしょうが、それを以って、愛知知事選挙などに望んだほうが良かったのではないか、と思います。いわゆる「踏み絵」戦法というものです。

といいますのも、審議拒否も不信任も、結局は戦術の一つでして、「選挙の勝利」、「国民からの賛同」を得るための方策にすぎないからです。

現在では、特に衆議院では、自公と民主の間では、議席数が3倍ほどの開きがありますので、多数決の原則により、結論は議論するまでもなく見えているのですが、その審議の過程をもって、国民にどうアピールするか、ということに関心があるわけです。

元来、多数決でものごとを決めていく「民主主義」の欠点として、「多数による専制」ということがあげられます。

極端に言って、3人に饅頭が6つある際の分け方として、多数決を使って、特定の2人が3つずつの饅頭を食べる事ができる、と決めてしまえば、残りの1人は1つの饅頭も食べられないという事になります。この世の中、皆、仲良く2つずつという結果に、必ずしもなるわけではありません。

多数派がわがままを通せば、良い世の中にはなりません。饅頭が食べられない人が出てくるのです。ですからこの欠点を是正するためのルールとして、憲法が制定されているわけです。多数決というか民主主義の悪用を制限しているわけです。

今回の「柳沢発言」は、日本国憲法の柱である「基本的人権の尊重」という大原則を犯しております。そういう考えを持つ大臣が「美しい国、日本」に相応しいかどうか、多数派の頭目である安倍総理も考えなくてはなりませんし、それを国民も見守っている、ということですね。

結局は、国民が決するのです。


もう一つの質問、「日米関係」は明日に書きます。






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