借金取りの間違いに引き続き、これまた初めての経験をいたしました。

というのも、総務省でIT政策を担当していた経験を持って、講演会の講師をお願いしたいとの依頼です。

主旨をお聞きすると、講演会の後に少しだけ、商品の紹介をしたいということでした。

それは、セットトップボックスといって、テレビに接続して、テレビ画面で簡単にコンピュータ操作ができる、というもので、イメージはプレイステーションのようなものです。

それによると、お年寄りなど、パソコンやインターネットの操作が苦手な方が多く、そういった今日の利便性を享受できていない人たちを何とかしてあげたい、ということでした。買い物も安く、重いものでも配達してもらえるから、少しでも多くの人に知ってもらえ、利用してもらえれば、福祉の役にたつ、しかし装置が9万円というものです。

この手の話、機械を売ってドロン、ということが多い(官僚時代の経験)ので、質問しますと、次々に論理矛盾が噴出します。ところが最後には、人類の発展のためには、障害を乗り切らなくてはならない、新しいことには必ず抵抗勢力がある、といった精神論となって帰ってくるのでした。

お誘いいただいた方は、代理店ということでしたが、真剣で悪意はなさそうです。老人福祉と人類の発展に貢献し、もってビジネスも成功させるという使命感をお持ちのようでした。もちろん、欲もあると正直におっしゃていました。

当方も、婉曲に、そしてだんだんと直接的に「あぶない!」というサインを送り続けました。

それにしても、マインドコントロールの恐ろしさを目の当たりにした一日でした。実に見事な、はまり方です。

ブルブルッ!





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